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NAVERの1784を駆け巡ったロボット「ルーキー」が初の休暇に出発しました

NAVER 1784本社ビルでのロボット配送、7~8月に初めて中断 コーヒー・宅配など5つのサービスで8万件の配達実績 年内の商用化モデル「ルーキー2」への移行準備を進めています 実証段階を超え、海外市場へ…「フィジカルAIの日常化」

Lee So-Hyun
2026-08-13 17:29:47
[イーデイリーLee So-Hyun 記者] ネイバー(NAVER(035420) )の第2本社「1784」を駆け巡り、社員にコーヒーや弁当、宅配便などを配達していた自律走行ロボット「ルーキー」が、4年ぶりに初めての「休暇」に出かけました。

次世代商用モデルである「ルーキー2」の投入を控え、ロボットと運用システム全般を見直しているからです。1784で運行しながらデータを蓄積してきたネイバーのロボット技術は、最近、日本の大型複合ビルにまで進出するなど、社内実証から外部商用化の段階へと領域を広げています。

NAVER 1784本社ビルで配達中のルーキー(写真=NAVER)


13日、IT業界によると、ネイバーは去る7月から今月までの2ヶ月間、1784内でのロボット配達サービスを一時中断し、再整備に乗り出しました。

2022年にロボット対応型スマートビルとして竣工したネイバー1784で、関連サービスが停止したのは今回が初めてです。ネイバーはこの期間、既存の「ルーキー」の運用環境を点検し、年内に商用化バージョンである「ルーキー2」へ移行する計画です。

「ルーキー」は、2022年の「1784」開館とともに実運用を開始しました。「ルーキー」は、ネイバーの社員が社内システムを通じてコーヒーや物品を注文すると、建物の至る所を移動し、ロボット専用エレベーター「ロボポート」に乗って階間を移動し、会議室や業務スペースまで配達します。

ネイバーの研究開発(R&D)組織であるネイバーラボは、過去4年間にわたり「ルーキー」を活用し、お弁当・コーヒー・宅配便・コンビニ商品・書類など5種類の配達サービスを提供してきました。社員らが利用したロボットサービスは、累計で約8万回に達しています。

最近、サービスが停止したことで、社内では会議室などで利用していたコーヒーや物品のロボット配送がなくなり、不便だという声も上がっています。ロボットサービスが4年間で、社員の日常業務における利便手段として定着したわけですね。

ネイバーラボス・ヨーロッパのフロラン・ペロニン博士は、最近『イーデイリー』とのインタビューで、「見た目は派手ではないかもしれませんが、ルーキーは有用なサービスを提供しています」と述べ、実際のユーザーに価値をもたらすロボットサービスの重要性を強調しました。

NAVER 1784本社ビルで配達中のルーキー(写真=NAVER)


1784で4年間の実証…「ルーキー2」で汎用性を高める

今回の運用中断は、単なる整備にとどまらず、「ルーキー2」への世代交代に向けた準備作業です。

ルーキー2は、クラウドによる一元管理に基づいて動作する従来のルーキーとは異なり、オンデバイス測位技術を組み合わせたハイブリッド構造を採用しています。個々のロボットが独自の判断に基づいて制御や役割を遂行できるようにした点が特徴です。

1784のように、当初からロボットの運用を考慮して設計された「ロボットフレンドリーなビル」だけでなく、一般的なオフィスや商業施設でも活用しやすいよう、拡張性を高めるための変化です。ネイバーは年内に1784内のロボットをルーキー2に切り替え、運用の安定性を検証した後、国内外の様々な環境に順次導入する方針です。

NAVERの1784本社ビルでは、「ルーキー」が弁当・コーヒー・宅配便・コンビニ商品・書類など5種類の配達サービスを、4年間で8万件以上提供しました。(写真=NAVER)


香港でロボットを使用していた日本のビルも「ルーキー」へ…商用化のスタート

1784で蓄積された運用経験は、すでに海外で活用され始めています。

チームネイバーは先月、日本の東京にある大規模複合ビル「東京ミッドタウン八重洲」に、「ルーキー」とマルチロボット管制システム「ARC brain(アークブレイン)」、デジタルツイン、ビジョンベースの位置測定技術「ARC eye(アークアイ)」などを供給しました。これは、1784で高度化されたスマートビル技術を、外部の一般ビルに商用化した初の事例です。

特に、東京ミッドタウン八重洲は、従来、香港のロボット企業ライス・ロボティクスが開発した配送ロボット「RICE(ライス)」を運用してきた場所です。関連業界によると、今回の事業を機に、既存の配送ロボットをネイバーの「ルーキー」に電撃的に切り替えたとのことです。 海外製のロボットがすでに稼働していた日本の主要複合ビルで、NAVERのロボットがその座を引き継ぐことになったのです。これは、4年間にわたり「1784」本社ビルで実証を重ねてきた成果によるものと見られます。

ネイバーは、日本の現場に合わせて「アークブレイン」にも改良を加えました。ロボット専門家ではない一般のビル運営者でも簡単に使用できるようシステムを高度化し、ガラス壁やエスカレーターなど、新しい構造物を認識する機能を追加しました。貨物用エレベーターで移動しなければならない現地の環境に合わせて動線を設計し、既存のエレベーターや自動ドアも「アークブレイン」が統合管理できるようにしました。

初の導入事例である日本の「東京ミッドタウン八重洲」以外にも、国内外の様々な企業からルキロボットの導入に関する問い合わせが相次いでいるとのことです。

NAVERの関係者は、「複雑で難しい技術を、誰もが簡単に利用できるサービスとして実現してきたNAVERのDNAと同様に、ロボット技術においても利用者の参入障壁を下げることが核心的な目標です」と述べ、「過去4年間に『1784』で蓄積したロボット運営の経験とノウハウをもとに、商用ロボットサービスをさらに高度化し、フィジカルAIが日常生活に定着する時期を早めることに貢献していきたい」と語りました。

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