映画界

猛暑の終盤、「バックルーム」「インシディアス」で吹き飛ばしてみませんか[スクリーンPICK]

インターネット上の怪談「ホワイトルーム」、16分の追加拡張版 『インシディアス』が帰ってきた…現実世界に現れた存在 トレンディなホラー VS 正統派ホラーの対決

YUN GI BACK
2026-08-22 07:00:13
[イーデイリー スターinYUN GI BACK 記者] 8月の劇場シーズンの終盤、暑さをしのぐ方法もさまざまです。涼しい劇場に入って、背筋が凍るようなホラー映画2作品を楽しむのも一つの方法です。去る19日に公開された『バックルーム:エクステンデッド・カット』と、20日に公開された『インシディアス:彼らがやって来た』が、夏の終わりを迎える観客を待っています。
両作品ともホラー映画ですが、観客を怖がらせる手法は異なります。『バックルーム:エクステンデッド・カット』が、慣れ親しんだ空間から生まれる奇妙な不安を掘り下げるのに対し、『インシディアス:彼らがやって来た』は、超自然的な存在が現実世界に侵入してくる恐怖を前面に押し出しています。
映画『バックルーム:エクステンデッド・カット』(左)と『インシディアス:彼らがやって来た』のポスター。(写真=バイポエムスタジオ・ソニー・ピクチャーズ)

◇馴染み深い空間が恐怖へと…『バックルーム:エクステンデッド・カット』
『バックルーム:エクステンデッド・カット』の出発点は、インターネットで生まれた有名な怪談「バックルーム」です。果てしなく続く黄色い壁と蛍光灯、どこへつながっているのか分からない廊下。人がいるはずなのに誰もいない空間から漂う、不快な違和感こそが恐怖の核心です。 『バックルーム:エクステンデッド・カット』は、エンドクレジットの後に16分間の未公開映像が新たに追加されたバージョンです。
幽霊やジャンプスケアで絶え間なく観客を驚かせるのではなく、「空間」そのものを恐怖の対象としています。一見、ありふれた室内のように見えますが、出口が見つからず、同じ場所が繰り返されることで、現実のルールが少しずつ崩れ去っていきます。何も現れない瞬間でさえ、「どこかに何かがありそうだ」という不安が付きまといます。
特に、オンラインユーザーが画像を共有し、設定を付け加えて育て上げたインターネット怪談が、劇場という舞台に移ったという点も興味深いものです。『バックルーム』は、YouTubeやオンライン文化に慣れ親しんだ新しい世代が生み出したホラーの感覚を、スクリーン上で体験させてくれます。
映画『インシディアス:彼らが越えてきた』の一場面。(写真=ソニー・ピクチャーズ)

◇今度は彼らがやってくる…『インシディアス』
『バックルーム』が新世代の恐怖を描いているとすれば、『インシディアス:彼らがやって来た』は、お馴染みのホラー・ブランドの復活です。『インシディアス』シリーズは、現実の彼方の世界とそこに存在する悪霊を前面に押し出し、長年にわたりホラーファンを魅了してきました。
今作もまた、安全だと信じていた現実と、その向こう側を隔てていた境界が崩れ去ることで、恐怖が始まります。観客が未知の空間へと足を踏み入れる『バックルーム』とは異なり、未知の存在が人間の空間へと侵入してくるという点で対照的です。
独特の音響とジャンプスケアを活用して緊張感を高める、正統派ホラーの醍醐味も見どころの一つです。画面の片隅を絶えず疑わせ、予期せぬ瞬間に恐怖を爆発させるため、多くの観客と共に驚き、緊張する劇場鑑賞の醍醐味を存分に味わえます。
奇妙な空間や、言葉では言い表せない不安に徐々に飲み込まれていくスタイルがお好きなら『バックルーム:エクステンデッド・カット』を、強烈な瞬間の恐怖と正統派ホラーの快感を求めているなら『インシディアス:彼らが越えてきた』をお勧めします。

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