イシューと動向

IA、AIモジュール型データセンターの設計モデル「NeoCube」を公開…実証を推進

Kim Hyung-il
2026-08-24 08:33:29
[イーデイリーKim Hyung-il 記者] 半導体・IT企業のiA, Inc.(038880)が、人工知能(AI)用モジュール型データセンター(MDC)事業に乗り出すと、24日に明らかにしました。独自に開発したAIデータセンターの設計モデル「NeoCube」を公開し、来る9月から実証実験に入る予定です。

去る21日、ソウル・COEXで開催された「2026 OCP Korea Tech Day」で、アイエーのハン・ソンヨン代表が演説しています。(写真=アイエー)


アイエイは、去る21日にソウル・COEXで開催された「2026 OCP Korea Tech Day」において、AIデータセンター環境に適したMDCの標準化の必要性を提案したと明らかにしました。MDCとは、データセンターに必要な電力・冷却・コンピューティング設備などをモジュール形式で構成し、比較的迅速に設置できる方式です。

アイエイは、AIサーバーの高集積化に伴い電力使用量と発熱が増加しているため、既存のデータセンターの電力・冷却設計基準もAI環境に合わせて変更する必要があると説明しました。特に、AIの活用が、大規模な学習からリアルタイムの結果を提供する推論(Inference)中心へと拡大するにつれ、製造・ロボット・国防など、現場に近い場所でAI演算が必要な分野を中心に、分散型データセンターの需要が高まると見込んでいます。

IAは今回のイベントで、自社開発したモジュール型AIデータセンター「NeoCube」をリファレンスデザイン(Reference Design)の形で公開しました。これは、電力・冷却インフラにグラフィックス処理装置(GPU)やニューラルネットワーク処理装置(NPU)などのAIアクセラレータ、プライベートクラウドおよびAIプラットフォーム・サービスを組み合わせた構造となっています。

IAの関連会社であるDCEソリューションの熱管理・冷却技術と、トリノテクノロジーの電力半導体技術、IAクラウドのクラウド・サービス型インフラ(IaaS)技術などを連携させる構想です。

IAは、データセンターに投入される電力に対する実際のAI演算性能を評価するための指標「PF-eq」も提案しました。ただし、PF-eqは現在IAが提示した初期の概念であり、OCPの公式標準や公認指標ではありません。

実証は来る9月に開始されます。アイエーは現在、25kW級の「NeoCube」を製作しており、9月初旬に構築して、AI演算性能や電力・冷却効率、運用安定性などを検証する計画です。その後、100kW級へと規模を拡大し、商用化を推進します。同社は、設計から構築まで3ヶ月以内に完了することを目標としています。

IAEは、25kW級の実証過程で確保したデータに基づき、OCPのMDCに関する標準化の議論にも参加する予定です。

A.I.のハン・ソンヨン代表は、「AIデータセンターは、規模だけでなく、電力・冷却効率、構築速度、実際の演算効率を総合的に評価すべき段階へと移行しています」と述べ、「NeoCubeの実証データに基づき、AI環境に適したMDC規格と評価基準の策定に参加する計画です」と語りました。

結局、この記事の真の見どころは、OCPの標準化提案よりも、9月に行われる25kW級のNeoCube実証実験にあります。実証実験を通じて性能と運用安定性を実証し、100kW級への拡大および実際の顧客からの受注につながれば、MDC事業がアイ・エーの新たな成長軸として定着する可能性があります。

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