[イーデイリーLee So-Hyun 記者] Googleアプリが、韓国国内の月間アクティブユーザー数(MAU)において、3ヶ月連続でネイバー(NAVER(035420) )を上回りました。7月に初めて順位が逆転して以来、9月まで首位を維持しました。ただし、その差は8月よりもわずかに縮小しており、両アプリは依然として接戦となっています。
注目すべき変化は、ネイバーとグーグルの二者競争に、生成AIが新たな軸として加わっているという点です。ChatGPTは、ネイバーとグーグルのMAUが前月比でともに減少した9月にも、利用者数を5%以上増やし、1800万人に迫りました。
検索ポータルがAI機能を組み込むと同時に、独立型の生成AIも成長しており、情報探索の経路が複数のプラットフォームに分散する傾向が鮮明になってきています。
2026年7~9月のネイバー、グーグル、ChatGPTのMAU推移(資料=iGAWorksモバイルインデックス)
11日、AIテック企業のiGAWorksの「モバイルインデックス」が「イデイリー」に提供した推計値によると、9月のGoogleアプリのMAUは4721万4115人で、ネイバー(4681万994人)を40万3121人上回りました。 その差は、7月の18万人から8月には42万人に拡大した後、9月は40万人台を維持しました。
前年同月比の増加率にも差が見られました。7~9月のGoogleのMAUは毎月11~12%増加したのに対し、NAVERは3~4%の増加にとどまりました。NAVERの利用者数が減少したというよりは、双方とも利用者基盤を拡大する中で、Googleの拡大ペースの方が速かったと言えます。
Googleの利用者拡大は、検索とAIの接点を広げてきた流れと密接に関連しています。Googleは、検索の「AIモード」をはじめ、サムスン・ギャラクシーの「サークル・トゥ・サーチ」、Googleレンズ、Chromeのジェミニなど、別途AIアプリを探さなくてもAIを利用できる経路を拡大してきました。
独立型の生成AIの成長も続きました。9月のChatGPTのMAUは1799万人で、1ヶ月で約89万人(5.2%)増加しました。前年同月比で40.6%増加し、7月以降、2ヶ月で約154万人増えました。
利用時間においても変化が顕著です。NAVERは7月の約400分から9月には370分程度へと減少し、Googleは60分台後半で横ばいとなりました。一方、ChatGPTの1人当たりの月間平均利用時間は、7月の120分台から9月には150分台へと増加しました。 ChatGPTは、利用者の裾野だけでなく、利用の深さも急速に拡大している様子です。
2026年7~9月のNAVER、Google、ChatGPTの1人あたりの月平均利用時間の推移(資料=iGAWorks Mobile Index)
ただし、Googleアプリが3ヶ月連続でNAVERを上回ったからといって、国内検索市場の主導権が逆転したと断定するのは難しいというのが、ポータル業界の共通見解です。アプリのMAUは、月に1回だけ利用してもカウントされ、NAVER検索はChromeやSafariなどの他のブラウザからも利用できます。Googleアプリもまた、検索やAIなど様々な機能の利用がまとめて反映されています。
利用の深さにおいては、ネイバーが依然としてリードしています。9月のネイバーアプリの1人あたりの月間平均利用時間は369.9分で、Google(66.9分)の5.5倍です。
NAVERもAIとの接点を急速に拡大しています。6月には対話型検索「AIタブ」を正式にリリースし、ショッピング・ローカル・予約などへと連携させ、リリースから1ヶ月余りで利用者数が1000万人を突破しました。 9月には、NAVERマップに場所のおすすめから予約までを連携させる「プレイスエージェント」を公開し、今月1日にはWhaleブラウザに、ウェブページの要約・翻訳や追問、スケジュール管理などをサポートする「AI Chat(チャット)」を正式にリリースしました。
Googleが検索・Android・ChromeをAIへの入り口として拡大しているのに対し、NAVERは検索・地図・ショッピング・ブラウザにAIを組み込み、国内の生活サービスや実際の行動にまでつなげる戦略をとっています。 結局、競争の軸もネイバー・グーグルの二者対決から、ChatGPTなどの生成AIにまで広がっています。グーグルは最も広いユーザー接点を確保し、ネイバーは依然として最も深く利用されており、ChatGPTは最も急速に利用の深みを増している状況です。
IT業界の関係者は、「Googleアプリの利用者と利用時間が急速に増えていることは、間違いなく注目すべき変化です」としつつも、「NAVERの利用の深さは依然として大きいため、検索市場のシェア逆転というよりは、AIの普及に伴い情報探索の方法が多様化している流れとして見る必要があります」と述べました。
注目すべき変化は、ネイバーとグーグルの二者競争に、生成AIが新たな軸として加わっているという点です。ChatGPTは、ネイバーとグーグルのMAUが前月比でともに減少した9月にも、利用者数を5%以上増やし、1800万人に迫りました。
検索ポータルがAI機能を組み込むと同時に、独立型の生成AIも成長しており、情報探索の経路が複数のプラットフォームに分散する傾向が鮮明になってきています。
11日、AIテック企業のiGAWorksの「モバイルインデックス」が「イデイリー」に提供した推計値によると、9月のGoogleアプリのMAUは4721万4115人で、ネイバー(4681万994人)を40万3121人上回りました。 その差は、7月の18万人から8月には42万人に拡大した後、9月は40万人台を維持しました。
前年同月比の増加率にも差が見られました。7~9月のGoogleのMAUは毎月11~12%増加したのに対し、NAVERは3~4%の増加にとどまりました。NAVERの利用者数が減少したというよりは、双方とも利用者基盤を拡大する中で、Googleの拡大ペースの方が速かったと言えます。
検索ポータルはAIを組み込み、ChatGPTも成長
Googleの利用者拡大は、検索とAIの接点を広げてきた流れと密接に関連しています。Googleは、検索の「AIモード」をはじめ、サムスン・ギャラクシーの「サークル・トゥ・サーチ」、Googleレンズ、Chromeのジェミニなど、別途AIアプリを探さなくてもAIを利用できる経路を拡大してきました。
独立型の生成AIの成長も続きました。9月のChatGPTのMAUは1799万人で、1ヶ月で約89万人(5.2%)増加しました。前年同月比で40.6%増加し、7月以降、2ヶ月で約154万人増えました。
利用時間においても変化が顕著です。NAVERは7月の約400分から9月には370分程度へと減少し、Googleは60分台後半で横ばいとなりました。一方、ChatGPTの1人当たりの月間平均利用時間は、7月の120分台から9月には150分台へと増加しました。 ChatGPTは、利用者の裾野だけでなく、利用の深さも急速に拡大している様子です。
Googleは広範囲、NAVERは深み…AI競争の軸が拡大
ただし、Googleアプリが3ヶ月連続でNAVERを上回ったからといって、国内検索市場の主導権が逆転したと断定するのは難しいというのが、ポータル業界の共通見解です。アプリのMAUは、月に1回だけ利用してもカウントされ、NAVER検索はChromeやSafariなどの他のブラウザからも利用できます。Googleアプリもまた、検索やAIなど様々な機能の利用がまとめて反映されています。
利用の深さにおいては、ネイバーが依然としてリードしています。9月のネイバーアプリの1人あたりの月間平均利用時間は369.9分で、Google(66.9分)の5.5倍です。
NAVERもAIとの接点を急速に拡大しています。6月には対話型検索「AIタブ」を正式にリリースし、ショッピング・ローカル・予約などへと連携させ、リリースから1ヶ月余りで利用者数が1000万人を突破しました。 9月には、NAVERマップに場所のおすすめから予約までを連携させる「プレイスエージェント」を公開し、今月1日にはWhaleブラウザに、ウェブページの要約・翻訳や追問、スケジュール管理などをサポートする「AI Chat(チャット)」を正式にリリースしました。
Googleが検索・Android・ChromeをAIへの入り口として拡大しているのに対し、NAVERは検索・地図・ショッピング・ブラウザにAIを組み込み、国内の生活サービスや実際の行動にまでつなげる戦略をとっています。 結局、競争の軸もネイバー・グーグルの二者対決から、ChatGPTなどの生成AIにまで広がっています。グーグルは最も広いユーザー接点を確保し、ネイバーは依然として最も深く利用されており、ChatGPTは最も急速に利用の深みを増している状況です。
IT業界の関係者は、「Googleアプリの利用者と利用時間が急速に増えていることは、間違いなく注目すべき変化です」としつつも、「NAVERの利用の深さは依然として大きいため、検索市場のシェア逆転というよりは、AIの普及に伴い情報探索の方法が多様化している流れとして見る必要があります」と述べました。