[イーデイリーKim Hyun-ah 記者] 釜山北港の水辺公園にある人工水路に留まり、100万人を超える来場者を集めたクロサメ「ブカンイ」。 市民に特別な思い出をプレゼントしたブカンイについて、政府が人為的に海へ戻すよりも、今のまま水路に留まらせるべきだという意見が多数を占めていることが分かりました。ただし、口元の傷が確認されたことや、水温の変化に伴う懸念も指摘されており、ブカンイの健康と自然への帰還を併せて考慮すべきだという声も上がっています。
写真=聯合ニュース
出典=チームブレインズのオンラインアンケート調査
幼児専門のエデュテック企業「チームブレインズ」と広報法人「東西南北」が9日に発表した「トレンドコンパス:ブカンイ編」によると、去る1~7日に行われたオンラインアンケートに参加した381人のうち、71%がブカンイを「そのままにしておくべきだ」と答えました。 政府が介入して海へ戻すべきだという「救助すべきだ」という回答は29%でした。
ボラやイワシなどの餌が豊富で、水温も暖かい人工水路に自らやって来た以上、人為的な救助を行って怪我をさせるよりは、自然帰還が最善だという理由からです。
しかし、ブカンイが長期間にわたり人工水路から抜け出せない状況が続いていることから、健康を懸念する声も高まっています。
ブカンイは先月18日、釜山北港の親水公園にある人工水路で発見されて以来、3週間以上も留まっています。当局は海へ戻すため、2度にわたり誘導作業を行いましたが、いずれも失敗に終わりました。去る2日には、特別に製作した網を使って水路の出口から約100m離れた地点まで誘導しましたが、ブカンイは翌日、再び水路の内側へ戻ってきました。
健康上の異常の兆候も見られました。国立水産科学院は去る7日の現場モニタリングで、ブカンイの口元周辺に擦り傷を確認しました。夜間に観覧客が照らした強いランタンの光などに驚いて、急激に方向を変えた過程で、水路の施設にぶつかった可能性を調査しています。
現時点では、傷が健康に大きな影響を与えるほどではないと把握されています。ただし、傷が悪化したり繰り返されたりすると、感染のリスクが高まる可能性があるため、継続的な観察が必要です。
同院はドローンなどを活用し、クロサメの動きや遊泳速度を観察しています。現在の遊泳速度は時速約5kmで、最初に発見された時と比べて大きな変化はないと把握されています。現在、水路の水温は23.5度ですが、水温が18度を下回ると、クロサメにとって居心地の悪い環境になる可能性があるというのが同院の判断です。 当局は、傷の状態や遊泳状況、水温などの生息環境を総合的に検討し、追加での誘導の必要性を検討する方針です。
ブカンに伝えたい言葉を尋ねたところ、「本当にありがとう」という回答が42%で最も多かったです。ブカンが訪れて、子供たちに大切な思い出をプレゼントしてくれたことへの感謝の気持ちです。続いて「さっさと帰れ」(29%)、 「本当にごめんなさい」(16%)、「ご飯はちゃんと食べてるかな」(10%)の順でした。その他の回答は3%でした。ブカンが贈ってくれた思い出に感謝しつつも、健康的に海へ戻ってほしいという願い、海洋環境の変化に対する申し訳なさ、餌をきちんと食べているか心配する気持ちが込められていました。
(写真=大選醸造SNS)
網を活用したブカンイの救助作戦。去る2日、釜山東区の北港親水公園で、大型の網を活用したサメ(ブカンイ)の救助作業が行われています。写真=聯合ニュース
ブカンイを見ようとする人々の足は、地域の観光にも活気を吹き込みました。去る5日午後6時現在、北港親水公園の累計来場者数は101万5800人と集計されました。釜山の地元企業である大選醸造は、ブカンイをモチーフにした限定版の焼酎も発売しました。
ブカンイが人々に楽しみを与える名物となったことは間違いありません。しかし、人工水路に留まる時間が長くなり、傷まで確認された状況において、このまま留まらせるのが最善なのかどうかは、引き続き見極める必要があります。無理な救助が怪我を招く可能性にも警戒すべきですが、ブカンイの健康と生息環境を考慮すれば、最終的には本来生きるべき海に戻れるようにすることが望ましいのではないでしょうか。
幼児専門のエデュテック企業「チームブレインズ」と広報法人「東西南北」が9日に発表した「トレンドコンパス:ブカンイ編」によると、去る1~7日に行われたオンラインアンケートに参加した381人のうち、71%がブカンイを「そのままにしておくべきだ」と答えました。 政府が介入して海へ戻すべきだという「救助すべきだ」という回答は29%でした。
ボラやイワシなどの餌が豊富で、水温も暖かい人工水路に自らやって来た以上、人為的な救助を行って怪我をさせるよりは、自然帰還が最善だという理由からです。
しかし、ブカンイが長期間にわたり人工水路から抜け出せない状況が続いていることから、健康を懸念する声も高まっています。
ブカンイは先月18日、釜山北港の親水公園にある人工水路で発見されて以来、3週間以上も留まっています。当局は海へ戻すため、2度にわたり誘導作業を行いましたが、いずれも失敗に終わりました。去る2日には、特別に製作した網を使って水路の出口から約100m離れた地点まで誘導しましたが、ブカンイは翌日、再び水路の内側へ戻ってきました。
健康上の異常の兆候も見られました。国立水産科学院は去る7日の現場モニタリングで、ブカンイの口元周辺に擦り傷を確認しました。夜間に観覧客が照らした強いランタンの光などに驚いて、急激に方向を変えた過程で、水路の施設にぶつかった可能性を調査しています。
現時点では、傷が健康に大きな影響を与えるほどではないと把握されています。ただし、傷が悪化したり繰り返されたりすると、感染のリスクが高まる可能性があるため、継続的な観察が必要です。
同院はドローンなどを活用し、クロサメの動きや遊泳速度を観察しています。現在の遊泳速度は時速約5kmで、最初に発見された時と比べて大きな変化はないと把握されています。現在、水路の水温は23.5度ですが、水温が18度を下回ると、クロサメにとって居心地の悪い環境になる可能性があるというのが同院の判断です。 当局は、傷の状態や遊泳状況、水温などの生息環境を総合的に検討し、追加での誘導の必要性を検討する方針です。
ブカンに伝えたい言葉を尋ねたところ、「本当にありがとう」という回答が42%で最も多かったです。ブカンが訪れて、子供たちに大切な思い出をプレゼントしてくれたことへの感謝の気持ちです。続いて「さっさと帰れ」(29%)、 「本当にごめんなさい」(16%)、「ご飯はちゃんと食べてるかな」(10%)の順でした。その他の回答は3%でした。ブカンが贈ってくれた思い出に感謝しつつも、健康的に海へ戻ってほしいという願い、海洋環境の変化に対する申し訳なさ、餌をきちんと食べているか心配する気持ちが込められていました。
ブカンイを見ようとする人々の足は、地域の観光にも活気を吹き込みました。去る5日午後6時現在、北港親水公園の累計来場者数は101万5800人と集計されました。釜山の地元企業である大選醸造は、ブカンイをモチーフにした限定版の焼酎も発売しました。
ブカンイが人々に楽しみを与える名物となったことは間違いありません。しかし、人工水路に留まる時間が長くなり、傷まで確認された状況において、このまま留まらせるのが最善なのかどうかは、引き続き見極める必要があります。無理な救助が怪我を招く可能性にも警戒すべきですが、ブカンイの健康と生息環境を考慮すれば、最終的には本来生きるべき海に戻れるようにすることが望ましいのではないでしょうか。