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[クレジット・シグナル]スプレッドは堅調なのに…社債金利4.7%で「天井知らず」

優良債への待機需要によりスプレッドは安定傾向…絶対金利は高止まり 国債利回りが急騰し、「AA-」格の3年物利回りが4.7%を突破…資金調達負担が極めて深刻 短期CP金利も上昇が続く…第4四半期の決算を控え警戒感が高まる

LEE GEON-EOM
2026-09-18 16:36:04
クレジットスプレッドの変動は、まさに社債市場の投資心理や資金の動向を示す指標です。「クレジットシグナル」は、毎週変化するスプレッドの推移を中心に、市場全体の流れと背景を直感的に読み解きます。<編集者注>

[イーデイリー マーケットinLEE GEON-EOM 記者] 社債スプレッドが安定した推移を維持しているにもかかわらず、金利水準が天井知らずに高騰し、企業の資金調達負担が極限に達しています。予想を上回る経済成長率や半導体関連資金の流入などにより、市場内で深刻な資金逼迫の兆候は見られませんが、金利上昇がそのまま企業の利息費用の増加につながっており、潜在的なリスク負担が拡大している様相です。

生成AIで作成したインフォグラフィック。

18日、金融投資協会の債券情報センターによると、前日の17日時点で、無保証3年物社債(「AA-」格)の金利は4.726%を記録しました。 去る15日には4.750%まで急騰し、年中の最高値を更新しました。これは、年初である1月初めの3.4%に比べ、実に130bp(1bp=0.01%ポイント)以上も急騰した数値です。

注目すべき点は、このような金利の急騰の中でも、クレジットスプレッドはむしろ縮小しているか、安定しているということです。クレジットスプレッドとは、安全資産である国債の金利と、個別の企業が発行した社債の金利の差を指します。

前日時点で、3年物国債(4.063%)と「AA-」格の社債とのスプレッドは66.3bpとなりました。これは、先月初めの8月5日(72.3bp)に比べ、かなり縮小した水準です。市場では、機関投資家による優良債への待機需要が依然として堅調に流入しており、スプレッドを強力に支えている結果だと解釈されています。

問題は、スプレッドとは関係なく、4.7%台に達する長期債の発行コストそのものが、企業にとって多大な圧力となっているという点です。利下げサイクルへの移行に対する期待感が後退し、むしろ高金利の長期化への懸念が高まる中、先制的な資金調達に乗り出した企業の利払い負担が雪だるま式に膨らんでいるためです。

特に、長期債だけでなく短期資金市場の状況も同様に推移しているという点で、懸念が大きいです。実際、8月中旬まで3.15%台で推移し、落ち着いていた91日物企業手形(CP)の金利は、持続的な右肩上がりの曲線を描き、17日時点で3.26%を記録しました。 長期社債市場の金利負担に加え、短期調達市場においても、流動性の縮小に対する警戒感が徐々に価格に反映されつつある様子です。

市場では、現在のスプレッドの安定は、企業のファンダメンタルズの改善というよりは、需給に起因する側面が大きいと見られています。第4四半期に機関投資家の決算期が迫り、優良債を買い支えていた待機買いの勢いさえも沈静化した場合、金利負担に加え、資金調達環境がさらに厳しくなる可能性があるという警告が出ている理由です。

ある債券市場関係者は、「クレジットスプレッドはタイトに維持されていますが、国債金利があまりにも大きく上昇したため、企業が実感する資金調達環境は脆弱な状態です」とし、「利下げへの期待感が後退し、不確実性が高まっている状況で、流動性不足によりスプレッドまでもが揺らぐ場合、市場が受ける衝撃に対する懸念が高まっています」と懸念を示しました。

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