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職務体験ゲームからAI体験まで…食品会社の採用説明会が変わりました

ただ聞くだけの説明会を超え、「体験型」プログラムを強化 CJ第一製糖、300名を招待したカンファレンスでAI・職務体験を実施 CJフードビル、食材活用ミッション・現役社員によるメンタリングなどを実施 実務型人材の確保をめぐる競争…応募者は業務・組織文化を探る

Kim Ji-woo
2026-09-22 09:37:12
[イーデイリーKim Ji-woo 記者] ケーキを試食し、食材を活用したミッションに取り組みます。人工知能(AI)を活用して現場の課題を解決し、関心のある職務の先輩に実際の業務について直接尋ねます。企業紹介資料を見ながら採用スケジュールをメモしていた食品業界の採用説明会が、「職務体験の場」へと変わりつつあります。

CJフードビルは21日、ソウル・オリペペ光化門店で、F&B事業に情熱を持つ2026年下半期の大学卒新入社員公開採用の応募者を対象に、ブランド体験型採用説明会「Foodville Growth On」を開催しました。参加者が記念撮影を行っています。(写真=CJフードビル)

就職活動中の学生が、企業の一方的な説明を聞くだけという形式から脱却し、ブランドや業務スタイルを直接体験できるようにしたものです。食品企業も、学歴や資格など、いわゆる「スペック」だけでは確認しにくい職務適性や問題解決能力を見極めることができるため、体験型採用プログラムを拡大しています。

22日、食品業界によると、CJ CheilJedang Corp(097950)やCJフードビル、ORION(271560) などが2026年下半期の新入社員採用に乗り出しました。特に、グローバル事業の拡大やAI導入に対応できる人材を確保するため、採用イベントや評価方法にも変化を加えています。

CJ第一製糖は去る18日、ソウル中区のCJ人材院で、新入社員採用カンファレンス「CJ アンバウンド(UNBOUND)」を開催しました。事業部門や職務別に分けて行われていた採用イベントを、「CJ第一製糖」という一つの枠組みに統合した初の大規模イベントです。反響は熱烈でした。 申し込み初日だけで就職活動中の学生約1000人が殺到し、そのうち抽選で選ばれた300人が会場を訪れました。

カンファレンスは、講演やAI業務体験、事業部門の紹介、現役社員との相談など、参加型プログラムで構成されました。参加者たちは、CJ第一製糖のマーケティング・インテリジェンス・ソリューション「FOOD AI 360」を通じて、AIが食品企業の業務にどのように活用されているかを学びました。AI体験ゾーンでは、実際の現場に近い状況を基に問題を定義し、解決策を見つけながら、自身の実務能力を確認しました。

商品マーケティング職の応募者を対象としたコンテスト形式の「フューチャー・マーケター・リーグ(Future Marketer League)」も紹介されました。実際の業務に近い課題を提示して応募者の職務適性を評価し、優秀な参加者には賞金と入社特典を与える方式です。単なる自己紹介書や面接だけで人材を選抜していた従来の採用方式から、一歩前進したと言えます。

去る18日、ソウル中区のCJ人材院で開かれたCJ第一製糖の新入社員採用統合カンファレンス「CJ UNBOUND」の「キャリア・トーク(Career Talk)」セッションで、就職活動中の学生たちが職務別の現職社員と共に、業務やキャリアについて語り合っています。(写真=CJ第一製糖)

CJフードビルは、採用説明会に「味」を加えました。去る21日、ソウル・オリペペ光化門店で開催されたブランド体験型採用説明会「Foodville Growth On」には、就職活動中の学生約50名が参加しました。 約2時間にわたって行われた説明会では、参加者たちはトゥレジュールの「アグジャクケーキ」をはじめとする製品を実際に試食し、オリペペのメニューや食材を活用した体験プログラムに参加しました。また、フードビルクイズや職務推理ゲームを通じて、CJフードビルの事業構造や各職務の役割について学びました。

イベントの最後には、現場の社員と参加者が向かい合って座り、現役社員によるメンタリングが行われました。参加者たちは、採用プロセスだけでなく、実際の業務スタイルやキャリア形成の過程、組織文化などについて自由に質問しました。企業が応募者を評価すると同時に、応募者自身も自分に合った会社や職種であるかを確認できるようにしたのです。

CJフードビルは、グローバル事業支援、フランチャイズ・企業間取引(B2B)営業、マーケティング、事業・商品企画、研究開発(R&D)、購買、生産・品質、戦略企画、IT・デジタルトランスフォーメーション(DT)、人事などの分野で新入社員を募集しています。

オリオンは、応募者が職務や組織を十分に把握できるよう、公式YouTubeチャンネルで職務紹介や福利厚生、採用に関する主な質問を盛り込んだ動画を公開しています。下半期に書類選考と適性検査、1次・2次面接を経て、実務実習と最終面接を通じて新入社員を選抜します。 募集対象は、2027年2月に4年制の正規大学(大学院)を卒業予定の方および既卒者であり、募集部門はR&D、ENG、一般管理などです。

食品企業が採用方式に力を入れている背景には、グローバル事業の拡大があります。国内の営業や生産が中心だった食品企業の業務が、海外市場の開拓やブランド運営、データ分析、AIの活用などへと広がり、求められる人材像も変化したためです。

応募者の姿勢も変わりました。企業が一方向的に応募者を選ぶのではなく、応募者側も実際の業務や組織文化を見極め、企業を選ぼうとする傾向が強まっています。これに対し、食品企業各社は、製品やブランド、現場業務を直接体験させることで、職務に対する理解度を高め、入社後に生じうる期待と現実のギャップを縮めようとしています。

CJ第一製糖とCJフードビルの応募受付は、今月30日までです。オリオンは来月6日まで応募を受け付けています。

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