[イーデイリーKIM SAE-MI 記者] #L&Kバイオメッドは29日、米国子会社のL&Kスパイン(L&K Spine)が、グローバル医療機器企業のメドトロニック(Medtronic)と、腰椎用高さ拡張型ケージの米国地域における販売代理店契約を締結したと発表しました。
今回の契約は、L&Kバイオメッドの腰椎用高さ拡張型ケージ製品を米国市場で販売するためのものです。単発的な製品供給ではなく、現地での販売と流通網の拡大を目的としています。具体的な契約金額や供給量、契約期間などは公表されていません。
L&Kバイオメッドは、米国現地の市場環境や事業条件を考慮し、海外事業の拡大を推進してきました。今回の契約を契機に、米国内での流通・供給体制を強化し、現地の病院向け供給網を拡大する計画です。
米国は世界最大規模の脊椎インプラント市場の一つです。L&Kバイオメッドは、腰椎用高さ拡張型ケージの現地での認知度を高め、販売基盤を確保することに注力する方針です。独自の営業網の拡充と新規パートナー企業の発掘も並行して進める予定です。
L&Kバイオメッドは、過去の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックや米国内での長期にわたる訴訟などにより、海外事業において困難に直面してきました。同社は、今回のメドトロニック社との契約が、米国市場における事業基盤を拡大する契機になると期待しています。
L&Kバイオメッドの関係者は、「これまで新型コロナウイルスのパンデミックや長期にわたる訴訟など、様々な逆風に見舞われ、社内外ともに困難な時期を過ごしてきましたが、継続的な技術の高度化と体質改善を通じて、メドトロニックとの契約を成立させることができました」と述べ、「現地のパートナー企業を継続的に発掘し、協力ネットワークを拡大することで、実質的な売上成長につなげられるよう努力してまいります」と語りました。
同社は、腰椎用製品のほか、頚椎用高さ拡張型ケージ「ブルーエックス-C」(BluEX-C)の海外市場への進出と販売拡大を推進しています。腰椎と頚椎を網羅する製品ポートフォリオを基盤に、海外事業を段階的に拡大する計画です。
L&Kバイオメッドは今後、企業説明会(IR)を通じて、今回の契約の主な内容やグローバル市場拡大戦略などについて説明する予定です。