映画界

『オデッセイ』、ライバルなし…光復節の連休に169万人を動員し、1位を独走

2位と観客数で2.2倍の差…累計観客数454万人 座席販売率76.7%・予約枚数74万枚、「大ヒット」の勢い 「IMAXで観るべき」という観覧ブームに、ダフ屋まで登場 クリストファー・ノーランのブランド力と口コミが「興行収入を牽引」

YUN GI BACK
2026-08-17 08:48:13
[イーデイリー スターinYUN GI BACK 記者] クリストファー・ノーラン監督の新作『オデッセイ』が、光復節の連休期間中、劇場街を席巻し、ボックスオフィスでの独走態勢を固めました。観客数はもちろん、座席販売率や予約数においても競合作を大幅に上回り、興行の勢いにさらに弾みがついている様子です。
映画『オデッセイ』の一場面。(写真=ユニバーサル・ピクチャーズ)

◇『オデッセイ』の座席販売率76.7%…予約枚数74万枚を記録
17日、映画振興委員会の統合電算網によると、先週末(14~16日)、「オデッセイ」は169万1746人を動員し、累計観客数454万2482人を記録しました。 同期間、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は76万7839人(累計727万9373人)を集めました。続いて、△『愛のハチュピン:クジラの宝石の伝説』13万3928人(累計63万3527人)△『オーケー・マダム2』12万982人(累計20万3968人)△『名探偵コナン:ハイウェイのタチェンサ』11万6521人(累計22万6028人)の順でした。
連休3日間の『オデッセイ』の観客数は、2位の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の約2.2倍です。上位圏の競争を超え、『オデッセイ』に観客の需要が集中する傾向が鮮明になってきました。
『オデッセイ』のヒットは、座席販売率においてさらに際立っています。16日当日、『オデッセイ』には計94万56席が割り当てられ、このうち72万615席が実際の観客で埋まりました。 座席販売率は76.7%に達しました。「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」の59%、「愛のハチュピン:クジラの宝石の伝説」の42.8%を大きく上回る水準です。
注目すべき点は、座席供給数と販売率が同時に高いという点です。一般的に上映規模が拡大すると座席販売率は低下しがちですが、『オデッセイ』は1日94万席を超える大規模な供給にもかかわらず、4席のうち3席以上を埋めることができました。単なるスクリーン数の優位性ではなく、実際の観客需要が上映規模を裏付けていることを意味します。
連休後の興行成績を測る先行指標も堅調です。17日午前8時30分現在、「オデッセイ」の予約枚数は74万7215枚で、「スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ」の16万5797枚より約4.5倍多くなっています。 累計観客数では『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が依然としてリードしていますが、現在の観客動員ペースは『オデッセイ』が圧倒しています。連休の3日間だけで、両作品の観客数の差は約92万人に達しています。
映画『オデッセイ』のIMAXポスター。(写真=ユニバーサル・ピクチャーズ)

◇「IMAXで観るべき」…特別上映館ブームが興行を牽引
興行の中心には、クリストファー・ノーラン監督のブランド力に加え、「映画館で観るべき映画」という認識が根付いています。特に『オデッセイ』は、商業映画として初めて全編をIMAXフィルムカメラで撮影したことから、公開前から特別館での鑑賞需要が集中しました。
韓国国内でもIMAXブームは顕著でした。16日時点で累計観客数約454万人のうち、IMAX観客は約45万人で、10%程度を占めました。特に、1.43対1の画面比率を完全に再現できるCGV龍山アイパークモールIMAX館、いわゆる「龍アマック」には観客が殺到し、激しい予約競争が繰り広げられました。 主要な上映回が相次いで完売し、予約サイトに数千人の待機者が殺到する一方、定価が2万ウォン前後の座席が中古取引市場で10万ウォンを超える価格で出回るなど、ダフ屋問題まで浮上しました。
これは、『オデッセイ』のヒットが、単なる映画鑑賞を超え、特別な劇場体験を求める需要と結びついたことを示しています。希少性の高い特別館での鑑賞そのものが一つの体験として消費され、初期のヒット熱を盛り上げたものと見られます。
観客の高い満足度も、長期にわたるヒットを支える要因です。『オデッセイ』は、CGVのゴールデンエッグ指数98%、ロッテシネマ9.6点、メガボックス9.4点、ネイバーの実観覧客評価9.17点など、主要な映画館やポータルサイトで高い評価を維持しています。
特別館で巻き起こった観賞熱が、映画館業界全体に波及するかどうかにも注目が集まっています。16日の全体座席販売率が76.7%に達したことは、『オデッセイ』のヒットを特定の特別館に集中した需要だけで説明するのは難しいことを示しています。作品に対する好評と口コミが広がり、一般館でも堅調な観客需要が形成されているとの分析です。
『オデッセイ』は、ホメロスの古代ギリシャ叙事詩を映画化した作品で、トロイア戦争を終えたオデュッセウスが故郷のイターカに戻るまでに経験する10年間の旅路を描いています。マット・デイモンをはじめ、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤらが出演しています。

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