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[解説] SKT、AIデータセンターの「3角編隊」を完成…3兆800億ウォンの外部資本で拡大に賭ける

SKTは戦略・グローバル協力 SKホライズンは、既存のインフラの運営・拡張 SKハイパーは大型の新規開発を AI DC事業を分離し、KKR・IMMからの投資を誘致 SKTが51%の株式を維持

Kim Hyun-ah
2026-08-27 19:17:00
[イーデイリーKim Hyun-ah 記者]SKTelecom(017670)は、人工知能データセンター(AI DC)事業をSKT・SKホライズン・SKハイパーの3つの軸で再編します。SKTは全体的な事業戦略とグローバル・ビッグテック企業との協力を担当し、新設法人のSKホライズンは既存のデータセンターの運営とインフラの拡張、SKハイパーは大規模な新規AI DCの開発に注力します。

SKTは、SKホライズンに対し、KKRやIMMインベストメント・ストーンブリッジ・コンソーシアムなどの財務的投資家(FI)から、総額3兆800億ウォン規模の投資を誘致しました。AI DC事業を別法人として分離し、外部資本を誘致することで、大規模なインフラ投資を加速させるという戦略です。

SKテレコムのAIインフラ事業戦略。出典=SKテレコム


SKTが27日に発表したSKブロードバンドの人事分割に伴い、AIデータセンターと海底ケーブル事業は新設会社であるSKホライズンに移管されます。SKブロードバンドの従業員約2500人のうち、約100人も新設法人へ異動します。存続会社であるSKブロードバンドは、有線・メディア・エンタープライズ事業の競争力強化に注力します。

SKホライズンは、現在運営中のデータセンター8カ所と、蔚山(ウルサン)・九老(クロ)などで建設中のAIデータセンターを含め、計318MW規模のインフラを担います。グローバルAI事業に必要な海底ケーブル事業も段階的に拡大します。

SKTは、今回の再編の背景として、「専門性の強化と迅速な意思決定、集中投資のためのAIインフラ事業構造の追加再編」を挙げました。AIデータセンターと海底ケーブル事業を別法人として分離し、専門性を高め、大規模な投資誘致と事業拡大に拍車をかけるという構想です。

ただし、代表取締役については当面の間、SKブロードバンドの現代表であるキム・ソンス氏がSKブロードバンドとSKホライゾンの両社を兼任します。事業は別法人として分離されますが、既存の経営陣が両社を共に率いることから、初期段階では組織の分離よりも事業の継続性と安定的な移行に重点を置いたものと解釈されます。今後、人的分割の手続きが完了すれば、SKホライゾンの取締役会を経て、代表の選任が最終的に確定します。
3兆800億ウォンの投資誘致…外部資本による拡大
今回の再編で最も目を引く点は、SKホライズンに大規模な
外部
資本を導入したことです。

SKTは、KKRおよびIMMインベストメント・ストーンブリッジ・コンソーシアムから、SKホライズンの株式投資に関連して、総額3兆800億ウォン規模の投資を誘致しました。投資が完了すれば、SKTが51%を保有して経営権を維持し、KKRが29%、IMMコンソーシアムが20%を保有することになります。

調達した資金は、SKホライゾンのAIデータセンターのさらなる拡張および関連インフラの整備に充てられます。AIデータセンターは建設費だけでなく、電力・冷却・ネットワークなどにも莫大な資金が必要なため、外部投資資金を活用して事業拡大を加速させるという構想です。

SKTが経営権を維持しつつ外部投資家を参画させたのは、AI DCの拡張に必要な資本負担を分担しつつ、事業の主導権を確保しようとする方策と見ることができます。

SKTは戦略、ホライゾン社は運営、ハイパー社は新規開発
SKホライゾン社の発足により、去る7月に設立されたSKハイパー社との役割分担もより明確になりました。

SKTはAI DC事業全般を統括し、事業戦略と方向性を提示するとともに、グローバルなビッグテック企業と協業します。SKホライズンは、既存のAI DCや海底ケーブルなどのインフラの運営と拡張を担当します。SKハイパーは、新たな大型AI DC事業を発掘・開発します。

SKTは、「SKTはAI DC事業の統括、SKホライズンは運用・拡張、SKハイパーはGW級の事業開発」という役割分担を提示しました。

SKハイパーは、2029年に5GW、2035年に15GW規模のAI DCを段階的に拡大するという目標を掲げています。現在運営中のインフラはSKホライズンが担当して規模を拡大し、SKハイパーは次の段階の超大型事業を開発し、SKTは事業全体の方向性とグローバルな協力を調整する構造となっています。

AIデータセンターが電力・敷地・ネットワークなどを同時に確保しなければならない大型インフラ事業へと成長するにつれ、事業機能を専門会社ごとに分け、投資方式も差別化したものと見られます。

SKブロードバンドの完全子会社化に続き、AI DCを分離
今回の再編は、SKTがこれに先立ちSKブロードバンドを完全子会社化した流れとも密接に関連しています。

SKブロードバンドの株式を100%確保することで事業再編の制約を軽減した後、成長性の高いAI DCと海底ケーブル事業を分離し、外部投資家を誘致できる体制を整えたのです。

既存の通信・メディア・法人事業はSKブロードバンドに残し、莫大な資本を必要とするAIインフラは別法人として切り出し、専門投資家を参画させる方式です。SKTは経営権を維持しつつ、外部資本を活用してAIインフラ事業を拡大できるようになりました。

AIインフラ事業の性質に応じて、既存資産と新規開発も分けました。SKホライズンが現在運営中のデータセンターと海底ケーブルを基盤に事業規模を拡大する一方、SKハイパーは2029年に5GW、2035年に15GWを目標に、新規の超大型AIデータセンターの開発に乗り出します。

SKTが組織と資本を別途配置したのは、AI競争の重心がモデル開発を超え、GPUやデータセンター、電力、ネットワークなどの大規模インフラへと移行しつつあるためです。

ただし、3兆800億ウォンの外部投資と2035年の15GWという目標が、実際の事業成果につながるためには、乗り越えるべき課題も数多くあります。大規模な電力と用地の確保はもちろん、グローバルなビッグテック企業やAI企業を長期的な顧客として確保しなければなりません。

鍵となるのは、3兆800億ウォンの外部資本と3つの法人の役割分担が、実際にAIデータセンターの受注や電力・用地の確保につながるかどうかです。2035年の15GWという目標を掲げたSKTのAIインフラ戦略が、単なる宣言にとどまらず、事業成果として証明されるかどうかが注目されます。

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