[イーデイリーKIM SAE-MI 記者]Tego Science, Inc.(191420)は、「線維芽細胞を用いた毛包構造を含む三次元培養皮膚モデルの製造方法」に関する特許を取得したと16日、明らかにしました。
当該技術は、テゴサイエンスが商用化し、国内外の毛髪研究開発機関に供給している、毛包を含む3次元培養皮膚モデル「ネオダーム-DF」(NEODERM-DF)の中核技術です。
今回の特許の核心は、毛乳頭細胞に代わる線維芽細胞を活用し、人体の毛包構造を再現した3次元培養皮膚モデルを製造することにあります。
毛乳頭細胞は、毛髪の生成と成長を調節する細胞であり、発毛物質の開発や動物代替試験モデルの構築などに活用されています。しかし、体外培養の過程で固有の特性を失いやすく、増殖力が低下するという限界があります。
テゴサイエンスは、毛乳頭細胞と類似した機能的特性を持ちながら、比較的安定した培養が可能な線維芽細胞を発見し、これを皮膚モデルの製造に応用しました。線維芽細胞は大量培養が比較的容易であるため、安定した細胞供給と皮膚モデルの大量生産が可能であるというのが、同社側の説明です。
同社は、当該技術に基づく3次元培養皮膚モデルが、脱毛・毛髪関連の候補物質の効能を評価するスクリーニングプラットフォームや、動物実験に代わる試験モデルなどに活用できるものと期待しています。
テゴサイエンスの関係者は、「今回の特許取得により、『ネオダーム』(NEODERM)毛包を含む培養皮膚モデルの技術競争力を強化することになりました」とし、「今回の特許技術を前面に押し出し、国内外での売上を拡大する計画です」と述べました。