[イーデイリーKIM JUNG YOU 記者] 日本銀行(BOJ)は、政策金利を現行水準に据え置くことを決定しました。また、基調的な物価上昇率が目標値である2%に達したことを初めて公式に表明しました。これに伴い、来る12月に追加の利上げが実施されるという観測が急速に広がっています。
写真=ロイター
日銀は30日、金融政策決定会合を開き、短期政策金利(無担保コール金利)を年1.25%前後で据え置くことを決定しました。無担保コール金利は、金融機関間で担保なしで1日間の資金を貸し借りする際に適用される金利であり、日本の基準金利の役割を果たしています。
今回の決定は、政策委員9人のうち8人が賛成し、1人が反対して行われました。上田和夫日銀総裁をはじめ、日野目良三・内田真一副総裁、田村直樹・小枝順子・増和幸之・浅田道一郎・佐藤綾乃委員が据え置きに賛成しました。
日銀は同日、併せて発表した四半期ごとの経済・物価見通し報告書において、基調的な物価上昇率がすでに物価安定目標(2%)と概ね合致する水準にあるとの見解を示しました。2013年1月に物価目標を導入して以来、初めてのことです。
反対票を投じたのは、高田肇委員ただ一人でした。高田委員は、基調的な消費者物価上昇率がすでに日銀の物価安定目標に達していると見ました。これに伴い、政策金利を「中立金利」の方向へより速く引き上げるべきだと主張しました。中立金利とは、景気を過熱させず、また萎縮させもしない適正水準の金利を意味します。
また、高田委員は、金利を前倒しで引き上げてこそ、今後の経済情勢の変化に機敏に対応できるとして、政策金利を年1.5%前後まで0.25%ポイント引き上げるよう提案しましたが、結局、否決されました。
ブルームバーグ通信は、「今回の発表の核心は、日銀が物価目標の達成を公式化し、金融政策の基本軸を変えたという点だ」と指摘しました。 日銀が今後、インフレが目標ラインを超えて過熱しないよう管理する段階に入ったという意味です。日銀は「基調的な物価上昇率が上方に逸脱するリスクに警戒すべきだ」とし、「今後、物価を現在の水準付近で安定的に維持することが極めて重要だ」と強調しました。
このようにインフレの上方リスクが浮き彫りになる中、市場では日銀による追加利上げ論が主流となりつつあります。 住友三井銀行(SMBC)の竹本純也シニアエコノミストはブルームバーグ通信に対し、「来る12月の利上げ期待感がすでに高く織り込まれている状況下で、上田総裁が午後の記者会見を通じてこれをさらに強めるのか、それとも中立的な姿勢を維持するのかが鍵となる」と述べ、 「過去、上田総裁は次回の会合まで事態の推移を慎重に見極めるというメッセージを発することが多かった」と指摘しました。
一方、日銀は保有するETFの売却ペースを従来の2.8倍に引き上げることにしました。日銀は過去、景気を下支えするために株式市場でETFを大量に買い入れていました。 これに先立ち、日銀は昨年9月の会合で、保有するETFを簿価ベースで年間約3300億円(約2兆8000億ウォン・市場取引額の0.05%)規模で売却することを決定していましたが、今回は8600億円(約7兆3000億ウォン・市場取引額の0.1%)へと拡大しました。
当該金額を市場価格で換算すると、年間約2兆4600億円に達します。簿価は日銀がETFを購入した当時の価格を基準とした金額であり、市場価格は現在の価格で計算した金額です。これまで株価が上昇したことで、両者の間に大きな差が生じました。
新たな売却ペースは来年1月から適用されます。日銀は、金融市場の状況が急変した場合、年間売却範囲内で売却規模を一時的に調整したり、あるいは中断したりすることができるという従来の原則もそのまま維持しました。日本の不動産投資信託(J-REIT)の売却ペースは、簿価基準で年間約50億円と、変更はありません。
日銀は30日、金融政策決定会合を開き、短期政策金利(無担保コール金利)を年1.25%前後で据え置くことを決定しました。無担保コール金利は、金融機関間で担保なしで1日間の資金を貸し借りする際に適用される金利であり、日本の基準金利の役割を果たしています。
今回の決定は、政策委員9人のうち8人が賛成し、1人が反対して行われました。上田和夫日銀総裁をはじめ、日野目良三・内田真一副総裁、田村直樹・小枝順子・増和幸之・浅田道一郎・佐藤綾乃委員が据え置きに賛成しました。
日銀は同日、併せて発表した四半期ごとの経済・物価見通し報告書において、基調的な物価上昇率がすでに物価安定目標(2%)と概ね合致する水準にあるとの見解を示しました。2013年1月に物価目標を導入して以来、初めてのことです。
反対票を投じたのは、高田肇委員ただ一人でした。高田委員は、基調的な消費者物価上昇率がすでに日銀の物価安定目標に達していると見ました。これに伴い、政策金利を「中立金利」の方向へより速く引き上げるべきだと主張しました。中立金利とは、景気を過熱させず、また萎縮させもしない適正水準の金利を意味します。
また、高田委員は、金利を前倒しで引き上げてこそ、今後の経済情勢の変化に機敏に対応できるとして、政策金利を年1.5%前後まで0.25%ポイント引き上げるよう提案しましたが、結局、否決されました。
ブルームバーグ通信は、「今回の発表の核心は、日銀が物価目標の達成を公式化し、金融政策の基本軸を変えたという点だ」と指摘しました。 日銀が今後、インフレが目標ラインを超えて過熱しないよう管理する段階に入ったという意味です。日銀は「基調的な物価上昇率が上方に逸脱するリスクに警戒すべきだ」とし、「今後、物価を現在の水準付近で安定的に維持することが極めて重要だ」と強調しました。
このようにインフレの上方リスクが浮き彫りになる中、市場では日銀による追加利上げ論が主流となりつつあります。 住友三井銀行(SMBC)の竹本純也シニアエコノミストはブルームバーグ通信に対し、「来る12月の利上げ期待感がすでに高く織り込まれている状況下で、上田総裁が午後の記者会見を通じてこれをさらに強めるのか、それとも中立的な姿勢を維持するのかが鍵となる」と述べ、 「過去、上田総裁は次回の会合まで事態の推移を慎重に見極めるというメッセージを発することが多かった」と指摘しました。
一方、日銀は保有するETFの売却ペースを従来の2.8倍に引き上げることにしました。日銀は過去、景気を下支えするために株式市場でETFを大量に買い入れていました。 これに先立ち、日銀は昨年9月の会合で、保有するETFを簿価ベースで年間約3300億円(約2兆8000億ウォン・市場取引額の0.05%)規模で売却することを決定していましたが、今回は8600億円(約7兆3000億ウォン・市場取引額の0.1%)へと拡大しました。
当該金額を市場価格で換算すると、年間約2兆4600億円に達します。簿価は日銀がETFを購入した当時の価格を基準とした金額であり、市場価格は現在の価格で計算した金額です。これまで株価が上昇したことで、両者の間に大きな差が生じました。
新たな売却ペースは来年1月から適用されます。日銀は、金融市場の状況が急変した場合、年間売却範囲内で売却規模を一時的に調整したり、あるいは中断したりすることができるという従来の原則もそのまま維持しました。日本の不動産投資信託(J-REIT)の売却ペースは、簿価基準で年間約50億円と、変更はありません。