7日、金融監督院の電子開示システムによると、ポスコホールディングスは同日、取締役会を開き、ポスコインターナショナルの株式3643万4963株を1株当たり5万5400ウォンで、ポスコDXの株式2338万5917株を1株当たり2万600ウォンで処分し、これらを原資産とするPRS契約を締結することを決議したと開示しました。 PRS契約の期間は3年で、処分予定日は来る9月7日です。
ポスコホールディングスは、子会社の株式を単純に売却するのではなく、売却後にPRS契約を通じて資金を調達する仕組みを構築しました。PRSは、原資産の株価変動に伴う損益を清算するデリバティブ商品です。大量の株式を証券会社などが引き受けることで市場への衝撃を軽減でき、表面的には資本調達に分類されるため、財務諸表上の負債比率を上昇させない効果があります。
ただし、株価が下落した場合は、会社が証券会社に差額を補填しなければならず、毎年、契約金利に応じた費用を支払わなければなりません。このような理由から、投資銀行(IB)業界では、事実上の偶発債務として分類する傾向があります。
一般的に、PRSの金利は一般的な社債の金利よりも高い水準に設定されます。優良大企業の場合は4%台前半から中盤、一般の大企業および中堅企業は5~6%台に設定されます。昨年から今年にかけてPRSを締結した主要企業のうち、SKオンとLG化学は4%台、エコプロと高麗亜鉛は5%台、ロッテケミカルは6%台の金利が適用されました。
ポスコのPRSパートナーとしては、NH投資証券が選定されました。NH投資証券は、ポスコ・インターナショナルおよびポスコDXのPRS契約の両方に主要パートナーとして参加します。具体的には、ポスコ・インターナショナルの場合はNH投資証券など5社が、ポスコDXの場合はNH投資証券など4社が参加することが公表されました。
ポスコの関係者は、「持株会社ディスカウントの解消および企業価値の向上に向けた戦略的投資資金の確保が目的」とし、「普通株の一部を処分し、取引相手とPRS契約を締結した」と説明しました。