K-pop

熟練したステージマナー…「公演の強豪」へと飛躍的に成長したボネックド[文化大賞 受賞作]

審査員のレビュー BOY NEXT DOOR『Nak On Volume.2』 迫力あるバンドの演奏に合わせて31曲を披露 新アルバム『ホーム』のコンセプトをステージに反映 ケースポドームで計3万人の観客を動員

KIM HYUNSIK
2026-08-13 06:00:04
[ファン・ジン ワーナーミュージック ADAコリア 元支社長] 結論から申し上げると、「成長」という一言でまとめられる公演でした。 6人組ボーイズグループ「BOYNEXTDOOR(ボイネクストドア)」は、先月17日から19日までの3日間、ソウル松坡区のオリンピック公園内にあるKSPO DOME(ケイスポドーム)で、初のワールドツアー「KNOCK ON Vol.2」の幕を開けました。 去る6月に発売した初のフルアルバム『HOME』のプロモーション活動を成功裏に終えた彼らは、今回の公演を通じて、「ライブの強者」という形容詞にふさわしいステージ力を証明しました。
(写真=KOZエンターテインメント)
応援棒を手にしたファンたちが一斉に息を殺して、最初のステージの始まりを待つ姿を見守っている時から、妙な緊張感が漂っていました。静寂を破った強烈なバンドサウンドと映像が公演の始まりを告げると、その緊張感はゾクッとするような戦慄へと変わりました。最初のシーンだけでも、これから繰り広げられる公演への期待感を高めるには十分でした。
BOY NEXT DOORは、歌手を目指していた練習生時代の物語を盛り込んだヒップホップ曲「06070」で公演の幕を開けました。その後、彼らは「何だかな」、「今日だけアイ・ラブ・ユー」、「アース・ウィンド・アンド・ファイア」、「ハリウッド・アクション」、「バイラル」などの代表曲を含む計31曲を、バンドの生演奏に合わせて披露しました。 これまでの公演では見られなかった新しい振り付けやパフォーマンスも数多く披露し、ファンに一味違った楽しみをもたらしました。
公演のためにどれほど多くの議論と熟考を重ねたかが、ステージの至る所から感じられました。メンバーたちは多彩なレパートリーを巧みにこなすとともに、歌詞や雰囲気に合った表情や身振りで曲の情感を際立たせました。公演そのものを存分に楽しみながらも、流れを見失わない熟練したステージマナーには感嘆の声が上がりました。
チームの成長ストーリーを基にしたニューアルバム『ホーム』のコンセプトとメッセージを、ステージ上で有機的に表現していた点も際立っていました。セットリストと映像、バンド演奏、パフォーマンスが緊密に絡み合い、しっかりとした起承転結を完成させました。メンバーたちの率直な感想と客席からの熱い反応は、アーティストとファンが共に成長し、歩んできたという事実を示す場面でした。
(写真=KOZエンターテインメント)
(写真=KOZエンターテインメント)
BOY NEXT DOORは、HYBE MUSIC GROUPのレーベルであるKOZエンターテインメントに所属し、2023年5月にデビューしました。大手芸能事務所の体系的なシステムと資本力は、アーティストが多様なステージ経験を積む上で有利な環境を提供しますが、十分な支援がそのまま優れたライブ実力やステージを掌握する力につながるわけではありません。与えられた機会を自身の力量に変える過程には、アーティスト一人ひとりの激しい悩みと努力が必要です。
BOY NEXT DOORは、まだ短い活動期間の中で、国内外のさまざまなステージで体得した実力とステージマナーを、今回の公演で余すところなく披露しました。約3時間にわたり観客の集中を引きつけたその力は、規模や華やかな演出だけでは得られないものでした。
3日間で計3万1800人の観客を動員した「Nак On Volume.2」は、BOY NEXT DOORが単に良い歌を届けるグループにとどまらず、一つの公演を完全に牽引できるグループへと成長したことを示したステージでした。K-POPはすでにグローバル音楽市場の一翼を担い、強力な影響力を発揮しています。 BOY NEXT DOORの初ワールドツアーが、その影響力と裾野をさらに広げる、もう一つのきっかけとなることを期待しています。

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