[イーデイリーKIM SAE-MI 記者]Tego Science, Inc.(191420)は、今年上半期の売上高が伸びたものの、研究開発費の増加により営業損失の幅が拡大しました。
テゴサイエンスは14日、今年上半期の連結ベースの売上高が32億ウォンとなり、前年同期比で8.2%増加したと発表しました。同期間の営業損失は30億ウォンで123.5%増となり、純損失も69億ウォンで592.5%急増しました。
第2四半期の売上高は20億ウォンで前年同期比21.9%増となり、営業損失は12億ウォンで148.9%増加しました。純損失は49億ウォンで、前年同期の3億ウォンから1345.1%も急増しました。
今年上半期の連結業績には、新規子会社の業績が一部反映されました。P&Pファームの上半期の売上高は4億ウォン、純利益は9000万ウォンと集計されました。
これに先立ち、テゴサイエンスは去る5月、医薬品の卸売・小売業者であるP&Pファームの株式95.77%を約38億ウォンで取得し、連結子会社として編入しました。P&Pファームは、病院などの医療機関を対象に医薬品の流通・営業を行う企業です。テゴサイエンスは、P&Pファームの営業網を活用し、同種由来細胞治療剤「カロダム」の国内販売を拡大する計画です。
営業損失の拡大には、研究開発費の増加が影響しました。上半期の経常研究開発費は31億ウォンで、前年同期比84%増加しました。これに伴い、販売管理費も51億ウォンと50.5%増加しました。同社側は、回旋筋腱板断裂治療用の同種由来細胞治療薬「TPX-115」の米国第2相臨床試験など、国内外での臨床試験の進行に伴う費用の増加が主な原因であるとの見解を示しました。
純損失の拡大には、転換社債(CB)に関連するデリバティブ評価損が大きく作用しました。テゴサイエンスの上半期の金融費用は57億ウォンで、前年同期の2億ウォン台から急増しました。このうちデリバティブ評価損が45億ウォンであり、利息費用も11億ウォン発生しました。
デリバティブ評価損は、実際の現金流出を伴わない会計上の評価損です。テゴサイエンスが昨年5月に発行した270億ウォン規模のCBに付与された転換権などの公正価値の変動が損益に反映されました。今後、株価などの変動に伴う公正価値の変動により、評価益や追加の評価損が発生する可能性があります。
テゴサイエンスは、今年下半期、P&Pファームの営業網を活用したカルロダムの国内売上拡大と海外市場への進出を推進する方針です。テゴサイエンスの関係者は、「下半期には子会社の営業力を通じてカルロダムの国内売上を拡大する一方、海外進出も本格化する計画です」とし、「子会社の売上増と相まって、下半期の業績は上半期に比べて大幅に改善されるものと期待しています」と述べました。