グローバルTIPS事業は、民間投資会社が有望企業を発掘・投資し、政府が研究開発資金をマッチング支援する、代表的な官民協力型R&Dの国策課題です。グローバル市場への進出可能性が高い技術基盤企業の技術高度化と海外事業化を集中的に支援することを目的としています。
アイエムバイオロジクスは、アジュIB投資の投資支援および推薦を通じて本事業に申請し、申請資格およびグローバル競争力に関する書面および対面評価を通過し、最終選定されました。同社は4年間にわたり、純粋な政府出資金50億ウォンの研究開発費の支援を受け、企業負担金を含め総事業費66億7000万ウォン規模の大型国策事業を遂行することになります。
今回のグローバルTIPSプロジェクトの中核となる目標は、HLA-Gを標的とする二重作用機序の抗がん抗体治療薬「IMB-201」のグローバル第1相臨床試験への移行です。当該抗体は、高いがん特異性を基盤として、先天性免疫の強化や腫瘍微小環境(TME)の調節だけでなく、がん細胞の死滅機能も同時に発揮することで、既存治療薬の限界を克服できる次世代抗がん剤として開発される潜在力を有しています。
同社は、今回の国策プロジェクトを通じて非臨床研究を高度化し、作用機序の検証および開発を加速させることで、本格的なグローバル臨床開発段階へと飛躍する構想です。
特に今回の選定は、アイエムバイオロジクスが2023年に選定された中小ベンチャー企業部の「スケールアップ・ティップス(Scale-up Tips)」プロジェクトを通じて確保したHLA-G特異的抗体の基盤技術を基に、先行研究段階で得られた成果をグローバル臨床段階へと連携・拡大することになったという点で、大きな意義があります。 「スケールアップ・ティップス」で蓄積した抗体発掘および初期検証の成果が、今回の「グローバル・ティップス」選定につながり、政府による継続的な支援を通じて、改めて有望企業および有望技術として認められたとの評価です。
アイエムバイオロジクスのハ・ギョンシク代表は、「今回のグローバルTIPS選定は、IMB-201のグローバル開発の可能性と技術競争力が認められた重要な成果です」と述べ、「非臨床開発からグローバルIND承認および第1相臨床試験への移行まで、開発スピードを一段と高め、既存治療薬の限界を克服できる次世代免疫抗がん剤として、グローバル市場で競争力を確保し、事業化の成果を創出していきます」と語りました。