K-pop

「歴代1位」BTS、米国のスタジアム公演の成功基準を塗り替える

アーリジェント・ジレットなど、多数のスタジアムで最高興行を記録 1回あたり平均7万2004枚・1270万ドルの売上 ビヨンセ・ジョージ・ストレートと世界トップクラス

YUN GI BACK
2026-09-10 18:00:50
[イーデイリー スターinYUN GI BACK 記者] グループ「防弾少年団(BTS)」が、米国のスタジアム公演市場の興行記録を塗り替えています。単にK-POPアーティストの中で最も多くの観客を集めたというレベルを超え、ビヨンセやジョージ・ストレートといった世界的なツアーの強豪たちと同列に並び、スタジアムの歴代記録を競い合う段階にまで到達しました。
グループ「BTS」のロサンゼルス・ソファイ・スタジアム公演の様子。(写真=ビッグヒットミュージック)

◇「K-POP最高」を超え、「スタジアム最高」へ
9日(現地時間)、米国の音楽専門メディア「ビルボード」が、米国プロフットボール(NFL)のスタジアム30カ所で開催されたコンサートの興行成績を集計した結果、BTSの世界ツアー「アリラン」は、多数のスタジアムで歴代最高の売上高と観客動員数の記録の上位に名を連ねました。
最も際立っていたのは、米国ラスベガスのアリジェント・スタジアムです。BTSは去る5月、同会場で4回の公演を行い、24万6000人を動員し、4950万ドル(約660億ウォン)のチケット売上を記録しました。これは同スタジアム開場以来の最高興行記録です。同会場で開催された2022年の公演も、歴代2位にランクインしました。
ジレット・スタジアムでも2870万ドル(約384億ウォン)、ボルチモアのM&Tバンク・スタジアムでは2760万ドル(約369億ウォン)、 タンパのレイモンド・ジェームズ・スタジアムでは4070万ドル(約544億ウォン)の売上を上げて、それぞれ当該スタジアムにおける歴代最高の興行成績を記録しました。ニューヨークのメットライフ・スタジアムでも3180万ドル(約425億ウォン)を稼ぎ、歴代3位を記録しました。
グループ「BTS」(写真=ビッグヒットミュージック)

今回の記録の意義は、比較対象を見ればさらに明らかになります。BTSが競う相手は、もはや他のK-POPグループではありません。数十年にわたり米国のコンサート市場を牽引してきたポップ・カントリー界のスーパースターたちの記録と直接比較されているのです。
スタジアム公演は、アリーナよりもはるかに多くの観客を安定して集めなければ実現できないツアー形式です。1、2回の完売よりも、複数の都市で数万席規模の公演を繰り返し満席にできるかどうかが重要です。BTSが複数のNFLスタジアムで同時に歴代最高レベルの興行成績を上げたということは、特定の都市のファンダムに依存することなく、全米で大規模な観客動員力を確保したことを意味します。
コンサート業界の指標からも、このような力が確認されます。米国のコンサート専門メディア「ポールスター」によると、BTSは最近、「ライブ75」と「グローバル・コンサート・パルス」の両方で1位にランクインしました。「ライブ75」は直近30日間の公演あたりの平均チケット販売数を、「グローバル・コンサート・パルス」は直近3ヶ月間の公演あたりの平均売上高を基準に順位を決定します。
BTSは最近、米国の3つのスタジアムで開催された6回の公演で、1回あたり平均7万2004枚のチケットを販売しました。これは、2位のノア・カーン、3位のカロル・G、4位のクリス・ブラウン・アッシャーらの公演あたりの平均販売枚数よりも約1.6倍多い数値です。
売上規模も圧倒的です。直近3ヶ月間の18公演における1公演あたりの平均収益は、1270万ドル(約170億ウォン)に達しました。2位のカロル・Gの1公演あたりの平均売上高940万ドル(約125億ウォン)よりも、330万ドル(約44億ウォン)多い数字です。
ロックフェラー・センターの展望台「トップ・オブ・ザ・ロック」が、BTSの「アリラン」をコンセプトに装飾された様子。(写真=ビッグヒットミュージック)

◇1回の公演が「都市イベント」となる段階
BTSのスタジアムツアーが注目されるもう一つの理由は、会場の規模が大きくなったことだけにとどまらないという点です。公演が行われる都市がBTSを中心に動き出す「ザ・シティ」プロジェクトと結びつくことで、コンサートが宿泊、観光、外食、グッズ消費へと波及する構造を作り出しています。
結局、BTSの競争力は、単なるチケットの完売の有無を超え、「どれほど大きな会場を、どれほど多くの都市で、どれほど繰り返し満員にできるか」へと移行しました。米国のスタジアムの至る所で歴代最高の売上記録を塗り替えているという点は、K-POPの興行規模が世界トップクラスのツアー市場と直接比較される段階に入ったことを意味します。
BTSは、来る10月2日のコロンビア・ボゴタを皮切りに、ペルーのリマ、チリのサンティアゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、ブラジルのサンパウロなど、南米5都市で計14回の公演を行います。
米国のスタジアムの至る所で新記録を打ち立てたBTSにとって、今や残された問いは「K-POPはどこまで行けるのか」ではありません。世界最大のコンサート市場において、どれほど長くトップクラスのツアーアーティストの座を維持できるか、という点に近づきつつあります。

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