オンコニック・セラピューティクスは、来る11月に米国ワシントンD.C.で開催される「オビシティウィーク2026(ObesityWeek 2026)」において、新規新薬候補物質に関する研究成果を口頭発表すると28日、明らかにしました。当該研究は、学会の最新研究抄録(Late-Breaking Abstract)に採択されました。
ObesityWeekは、米国肥満学会(TOS)が主催する世界的な肥満専門の学術会議です。ObesityWeekでは、Late-Breaking Abstractの審査において、学術的重要性や研究の新規性、方法論や研究手法、研究結果、結論などを総合的に評価して選定されます。オンコニック・セラピューティクスは、今回の研究が抄録の採択にとどまらず、口頭発表の対象としても選定された点に意義を見出しています。
今回のオンコニック・セラピューティクスの新規候補物質については、パイプライン名や具体的な研究内容、研究結果について、学会のエンバーゴ(Embargo)方針に従い、まだ公開しておりません。同社は、学会の日程に合わせて詳細を順次公開する予定です。
オンコニック・セラピューティクスの関係者は、「今回の研究は、これまで蓄積してきた新薬開発の経験を基に、社内で構築したAIベースの分析・スクリーニングシステムを活用し、候補物質の新たな可能性を探索し、実際の研究を通じて検証してきた結果です」とし、「ジャクボの商業化やネスパリップの開発に続き、グローバル・ブロックバスターを目指す次世代新薬候補物質を初めて披露することになったという点で、大きな意義があります」と述べました。
さらに、「世界的に研究開発と投資が集中している分野の代表的なグローバルな学術の場で、初の研究成果を口頭発表することになっただけに、今回の発表を皮切りに具体的な研究成果を順次公開し、グローバルな新薬として開発していく計画です」と付け加えました。
一方、肥満治療薬市場は、GLP-1系製品の普及を契機に、世界の製薬・バイオ業界における主要な激戦地として浮上しました。市場の成長に伴い、新薬開発競争はもちろん、共同研究や技術移転など、事業開発に関する議論も活発化しています。