[京都(日本)=イーデイリーKIM SAE-MI 記者] 世界のアレルギー・臨床免疫学分野の権威や医療関係者約7000人が、日本の京都に集結します。
本日から18日まで、京都国際会議場にて、第75回日本アレルギー学会(JSA)学術大会と世界アレルギー機構(WAO)の世界アレルギー学術大会(WAC 2026)、 アジア太平洋小児アレルギー・呼吸器・免疫学会(APAPARI 2026)が合同で開催される「JSA/WAO/APAPARI Joint Congress 2026」が開かれます。(写真=KIM SAE-MI 記者)
本日から18日まで、京都国際会議場で第75回日本アレルギー学会(JSA)学術大会と世界アレルギー機構(WAO)の世界アレルギー学術大会(WAC 2026)、 アジア太平洋小児アレルギー・呼吸器・免疫学会(APAPARI 2026)が共催する「JSA/WAO/APAPARI Joint Congress 2026」が開催されます。主催側によると、今回のイベントには世界中の医療従事者や研究者など、約7000人が参加すると見込まれています。
今年の大会のテーマは「アレルギー学の未来に向けて:より広く、より深く」(Towards the Future of Allergology: Broader and Deeper!)です。基礎免疫学の研究成果を実際の診断や治療につなげるとともに、地域や世代を超えた研究協力を拡大するという趣旨です。
今回のイベントは、日本アレルギー学会がWAOと4回目となる共同開催を行う国際学術大会であり、APAPARIも共に参加します。 日本アレルギー学会によると、2020年の共同国際学術大会は新型コロナウイルスの影響でオンライン形式で行われたため、日本で世界アレルギー学術大会関連の国際行事が対面形式で開催されるのは、前身である国際アレルギー・臨床免疫学会(ICACI)が開かれた1991年以来、35年ぶりとなります。
同日午後3時から5時まで、別館ホールでは第1回「WAOカップ」(WAO CUP)が開催されました。(写真=KIM SAE-MI 記者)
同日、京都国際会議場では、若手アレルギー専門医や免疫学研究者のための「ジュニア実習コース」が行われました。WAOおよび日本・アジア太平洋地域の学会に所属する若手医療スタッフがプログラムを企画し、各分野の専門家が教育を担当しました。
午後1時には、免疫グロブリンE(IgE)媒介および非IgE媒介の食物アレルギーに対する経口誘発試験について取り上げられました。午後2時には、皮膚症状と類似疾患の鑑別診断、アレルギー診療機器の活用などをテーマに実習が行われました。単なる講演よりも、実際の臨床現場で必要な診断・治療技術と判断能力を身につけることに重点が置かれました。
同日午後3時から5時まで、別館ホールでは第1回「WAOカップ」(WAO CUP)が開催されました。世界各国から参加した16チームが、アレルギー・臨床免疫学に関する知識を競う国際クイズ大会です。大会終了後には、参加チームと出席者間の交流を目的としたレセプションが設けられました。
会場の大型スクリーンには、肥満細胞疾患や皮膚病変の鑑別、食物アレルギーに関連する肺疾患など、様々な臨床症例や検査映像が次々と提示されました。ステージに上がった参加チームが問題を解いていく間、客席の医療関係者も画面に集中して競技を見守りました。会場の入り口には「2026 WAO CUP」のフォトゾーンも設置され、国際学術大会ならではの活気をさらに盛り上げました。
16日には、生物学的製剤や精密医療、デジタルヘルスについて議論するシンポジウムが予定されています。17日には、皮膚アレルギーや蕁麻疹、遺伝性血管性浮腫、アナフィラキシーに関する発表が続きます。18日には、免疫療法をはじめとする主要なアレルギー疾患の治療戦略について議論します。 新薬開発が加速する中、最新の臨床エビデンスを実際の診療現場にどのように適用するかが、主な議論のテーマとなります。
特に17日には、2025年のノーベル生理学・医学賞受賞者である大阪大学の坂口シモン特別名誉教授が、制御性T細胞(Treg)の研究を中心に基調講演を行います。 世界的な食物アレルギー研究者たちも参加し、疾患の予防と治療のパラダイムの変化について考察します。韓国からは、アジュ大学のパク・ヘシム教授、ソウル大学のキム・ドンヨン教授、APAPARIのホン・スジョン会長など、国内の研究者たちも主要な学術セッションに参加し、研究成果を共有する予定です。
世界アレルギー学術大会(WAC 2026)が15日から18日まで開催される、日本・京都国際会議場の全景(写真=KIM SAE-MI 記者)
セルトリオンは16日、医療従事者約400名を対象に、「バイオシミラーによる治療選択肢の拡大:喘息・アレルギー性鼻炎治療の未来」をテーマとした学術セミナーも開催します。日本の医療現場におけるオマリズマブの使用経験を共有し、バイオシミラーの臨床的価値と治療選択肢の拡大の可能性について議論する予定です。 総合討論では、大久保公弘・日本医科大学名誉教授が座長を務める予定です。
セルトリオンは、日本で確保した既存のバイオシミラー販売網を活用し、オムリクロの現地市場への参入を加速させるという戦略です。 IQVIAによると、自己免疫疾患治療薬「ラムシマ」は今年7月、日本市場で48%のシェアを記録しました。オムリクロの今年上半期のグローバル売上高は1884億ウォンです。既存製品を通じて構築した現地の営業基盤が、オムリクロの処方拡大につながるかどうかが注目されます。
セルトリオンの関係者は、「今回のグローバル合同学術大会は、世界中のアレルギー分野の権威や医療従事者に、オムリクロの治療効果とファーストムーバーとしての競争力をアピールする重要な機会となるでしょう」と述べ、「オムリクロが日本のアレルギー治療薬市場に早期に定着できるよう努力してまいります」と語りました。
本日から18日まで、京都国際会議場で第75回日本アレルギー学会(JSA)学術大会と世界アレルギー機構(WAO)の世界アレルギー学術大会(WAC 2026)、 アジア太平洋小児アレルギー・呼吸器・免疫学会(APAPARI 2026)が共催する「JSA/WAO/APAPARI Joint Congress 2026」が開催されます。主催側によると、今回のイベントには世界中の医療従事者や研究者など、約7000人が参加すると見込まれています。
今年の大会のテーマは「アレルギー学の未来に向けて:より広く、より深く」(Towards the Future of Allergology: Broader and Deeper!)です。基礎免疫学の研究成果を実際の診断や治療につなげるとともに、地域や世代を超えた研究協力を拡大するという趣旨です。
今回のイベントは、日本アレルギー学会がWAOと4回目となる共同開催を行う国際学術大会であり、APAPARIも共に参加します。 日本アレルギー学会によると、2020年の共同国際学術大会は新型コロナウイルスの影響でオンライン形式で行われたため、日本で世界アレルギー学術大会関連の国際行事が対面形式で開催されるのは、前身である国際アレルギー・臨床免疫学会(ICACI)が開かれた1991年以来、35年ぶりとなります。
「WAC 2026」の正式開幕を翌日に控え…実習・クイズで盛り上がる京都学術大会初日となる15日には、本格的な学術日程に先立ち、様々な事前イベントが開催されました。正式開幕を翌日に控え、世界各国から集まった医療従事者や研究者たちは、実習やクイズ大会を通じて最新の臨床知識を共有し、交流を深めました。特に、若手研究者の参加や国家間の協力に焦点を当てたプログラムが用意され、本大会に先立ち会場の雰囲気を盛り上げました。
同日、京都国際会議場では、若手アレルギー専門医や免疫学研究者のための「ジュニア実習コース」が行われました。WAOおよび日本・アジア太平洋地域の学会に所属する若手医療スタッフがプログラムを企画し、各分野の専門家が教育を担当しました。
午後1時には、免疫グロブリンE(IgE)媒介および非IgE媒介の食物アレルギーに対する経口誘発試験について取り上げられました。午後2時には、皮膚症状と類似疾患の鑑別診断、アレルギー診療機器の活用などをテーマに実習が行われました。単なる講演よりも、実際の臨床現場で必要な診断・治療技術と判断能力を身につけることに重点が置かれました。
同日午後3時から5時まで、別館ホールでは第1回「WAOカップ」(WAO CUP)が開催されました。世界各国から参加した16チームが、アレルギー・臨床免疫学に関する知識を競う国際クイズ大会です。大会終了後には、参加チームと出席者間の交流を目的としたレセプションが設けられました。
会場の大型スクリーンには、肥満細胞疾患や皮膚病変の鑑別、食物アレルギーに関連する肺疾患など、様々な臨床症例や検査映像が次々と提示されました。ステージに上がった参加チームが問題を解いていく間、客席の医療関係者も画面に集中して競技を見守りました。会場の入り口には「2026 WAO CUP」のフォトゾーンも設置され、国際学術大会ならではの活気をさらに盛り上げました。
次世代のアレルギー治療戦略を網羅…ノーベル賞受賞者も講演16日から本格的に始まる学術プログラムでは、慢性自発性蕁麻疹、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アナフィラキシーなど、主要なアレルギー疾患の最新治療戦略が議論される予定です。 生物学的製剤や経口新薬が相次いで登場していることから、患者ごとの治療薬の選択や投与順序、治療へのアクセスなどが重要な議題として浮上しています。精密医療やデジタルヘルス、アレルゲン免疫療法など、将来のアレルギー診療の方向性を模索するセッションも設けられました。
16日には、生物学的製剤や精密医療、デジタルヘルスについて議論するシンポジウムが予定されています。17日には、皮膚アレルギーや蕁麻疹、遺伝性血管性浮腫、アナフィラキシーに関する発表が続きます。18日には、免疫療法をはじめとする主要なアレルギー疾患の治療戦略について議論します。 新薬開発が加速する中、最新の臨床エビデンスを実際の診療現場にどのように適用するかが、主な議論のテーマとなります。
特に17日には、2025年のノーベル生理学・医学賞受賞者である大阪大学の坂口シモン特別名誉教授が、制御性T細胞(Treg)の研究を中心に基調講演を行います。 世界的な食物アレルギー研究者たちも参加し、疾患の予防と治療のパラダイムの変化について考察します。韓国からは、アジュ大学のパク・ヘシム教授、ソウル大学のキム・ドンヨン教授、APAPARIのホン・スジョン会長など、国内の研究者たちも主要な学術セッションに参加し、研究成果を共有する予定です。
セルトリオン、WACでオムリクロをアピール…日本の医療関係者との接点を拡大韓国企業の中では、Celltrion(068270)が展示ブースを運営し、アレルギー治療薬「オムリクロ」(成分名:オマリズマブ)の臨床的根拠と供給能力をアピールする予定です。 オムリクロはノバルティスの「ゾレア」のバイオシミラーであり、去る3月に日本で気管支喘息、慢性特発性蕁麻疹、季節性アレルギー性鼻炎の適応症として品目承認を受けました。日本初のオマリズマブ・バイオシミラーとして、薬価登録を完了し、年内の現地発売に向けて準備を進めています。
セルトリオンは16日、医療従事者約400名を対象に、「バイオシミラーによる治療選択肢の拡大:喘息・アレルギー性鼻炎治療の未来」をテーマとした学術セミナーも開催します。日本の医療現場におけるオマリズマブの使用経験を共有し、バイオシミラーの臨床的価値と治療選択肢の拡大の可能性について議論する予定です。 総合討論では、大久保公弘・日本医科大学名誉教授が座長を務める予定です。
セルトリオンは、日本で確保した既存のバイオシミラー販売網を活用し、オムリクロの現地市場への参入を加速させるという戦略です。 IQVIAによると、自己免疫疾患治療薬「ラムシマ」は今年7月、日本市場で48%のシェアを記録しました。オムリクロの今年上半期のグローバル売上高は1884億ウォンです。既存製品を通じて構築した現地の営業基盤が、オムリクロの処方拡大につながるかどうかが注目されます。
セルトリオンの関係者は、「今回のグローバル合同学術大会は、世界中のアレルギー分野の権威や医療従事者に、オムリクロの治療効果とファーストムーバーとしての競争力をアピールする重要な機会となるでしょう」と述べ、「オムリクロが日本のアレルギー治療薬市場に早期に定着できるよう努力してまいります」と語りました。