4日、アイディバインは、科学技術情報通信部と情報通信産業振興院(NIPA)が主管する「2026年度AI青年創業企業共生成長バウチャー支援事業」に最終選定されたと発表しました。
今回の事業を通じて、アイディバインは専用AIプラットフォーム「GI-Orus」を構築します。これは、GIイノベーションの主要な免疫抗がん剤パイプラインの臨床開発戦略と承認可能性を定量的に分析するシステムです。
両社は、アイディバインの臨床成功予測・分析ソリューション「i.Dv 1.0」を基盤として、GI-Orusを構築します。これにより、免疫抗がん剤候補物質「GI-102」をはじめとする新薬パイプラインの開発戦略と承認可能性を定量的に分析する計画です。
アイディバインは、世界中の特許、論文、臨床試験、米国食品医薬品局(FDA)の審査履歴など、11億9000万件以上のバイオ・医薬データを基に、独自のマルチモーダルAIモデルを開発してきました。 異なる形式の膨大なデータを統合的に分析し、新薬候補物質の臨床成功確率(PoS)を定量化し、適応症ごとの可能性や臨床・承認に関連するリスク要因を体系的に提示することが、同社の核心的な競争力です。アイディバインによると、独自の検証において、主要な分析対象の臨床成功の可否を80~90%の精度で予測しました。
アイディバインとGIイノベーションは、2024年9月にAI新薬開発に向けた協力に関する業務協定(MOU)を締結して以来、両社の技術とパイプラインを融合させる方策を継続的に検討してきました。今回の政府支援事業への選定は、両社の協力が宣言的な段階から、実際のプラットフォーム構築と現場での活用段階へと移行したという点で大きな意味を持ちます。
「AI青年創業企業共生成長バウチャー支援事業」は、産業現場におけるAI転換(AX)と企業間の共生成長を促進する国家支援事業です。今年の総事業費は90億ウォン規模で、第1次選定された225社の供給企業のうち、20件の課題が最終選定されました。
IDVINEのイ・シヨン共同代表は、「今回の事業は、IDVINEのAI技術を実際の新薬開発現場に適用し、顧客企業の具体的な意思決定の成果につなげる重要な契機です」と述べ、「単発的な分析結果を提供するにとどまらず、企業が自ら候補物質の成功可能性や適応症ごとの機会を継続的に点検できる常時意思決定インフラを構築していきます」と語りました。
さらに、「新薬開発の過程では、科学的な可能性だけでなく、臨床開発や承認、技術移転までを結びつけて判断できる客観的な根拠が重要だ」とし、「アイディバインは、製薬・バイオ企業がより迅速かつ精緻に意思決定を行えるよう、信頼できるAIパートナーとして協力していく」と付け加えました。