5日、インベンテラは、特許庁と韓国特許戦略開発院が主管するIP-R&D事業に選定されたと発表しました。今回の選定は、2023年と2024年に続き3回目となります。
同社はこれに先立ち、2023年に「インヴィニティ」を基盤としたナノMRI造影剤についてグローバルFTO(自由実施)分析を実施し、プラットフォーム技術のグローバル事業化の可能性と特許ポートフォリオを点検しました。2024年には、国内の品目許可と連携した特許戦略の策定を通じて、商用化段階における権利化の基盤を具体化しました。
今回のプロジェクトは、「多糖類ナノ粒子プラットフォームに基づく治療用結合体(Drug Conjugate・ADC)新薬のグローバルIP競争力の強化および事業化戦略の策定」をテーマに進行されます。
これを通じて、インベンテラは自社のコアとなるナノ構造体プラットフォーム「インフィニティ」の適用範囲を、従来の診断領域から治療薬分野へと拡大し、関連する基盤特許およびその後のIPポートフォリオをさらに強化する計画です。
インフィニティは、ナノ医薬品開発の主要な難題とされる免疫細胞による貪食や体内の非特異的蓄積の問題を克服するよう設計されたプラットフォーム技術です。インベンテラはこれを基盤に、疾患特異的なナノMRI造影剤の開発を推進してきましたが、今回のプロジェクトを契機に、診断中心のパイプラインを治療用ナノ医薬品へと拡張する戦略を本格化することになりました。
特に今回のプロジェクトは、インフィニティ・プラットフォームを基盤としたADCなどの治療薬パイプラインのグローバルな知的財産競争力の強化に焦点を当てています。同社はこれを通じて、診断と治療を網羅するプラットフォーム技術の高度化とともに、今後のグローバル市場進出に向けた中核特許対応戦略および新規知的財産の確保にも拍車をかける方針です。
インベンテラの関係者は、「今回、3度目となるIP-R&D事業への選定は、インフィニティ・プラットフォームの技術的な拡張性と事業化の可能性が改めて認められた、意義深い成果です」と述べ、「これまで診断分野で蓄積してきた技術力と特許戦略の経験を基に、今後は治療薬分野までインフィニティ・プラットフォームを拡張し、グローバルな競争力を備えた次世代ナノ医薬品パイプラインを構築してまいります」と語りました。