[イーデイリー マーケットinHur Jieun 記者] グローバル私募ファンド(PEF)運用会社のテキサス・パシフィック・グループ(TPG)が、LOTTE rental(089860)を買収します。
11日、投資銀行(IB)業界によると、ホテルロッテはこの日午後、取締役会を開き、TPGとロッテレンタルの売却に向けた株式売買契約(SPA)を締結しました。売却対象は、ホテルロッテと釜山ロッテホテルが保有するロッテレンタルの株式61.18%です。売却価格は1兆3000億ウォン台と伝えられています。株式100%を基準とした企業価値は2兆ウォン台と評価されました。
ロッテレンタルは、1989年に設立されたクムホ・アシアナグループ傘下のクムホレンタカーが前身です。2010年にKTが3000億ウォンで買収し、KTレンタルとして合併され、2015年にロッテグループが1兆200億ウォンで買収し、ロッテ系列会社となりました。 2024年、SKレンタカーを保有するプライベート・エクイティ・ファンドのアフィニティ・エクイティ・パートナーズが、ロッテレンタルの買収における優先交渉対象者に選定されましたが、公正取引委員会の企業結合審査を通過できず、最終的に不成立となりました。
TPGは、アフィニティが公正取引委員会の企業結合審査の過程で難航したことを受け、売却側であるロッテグループと接触し、機会を伺っていたと伝えられています。今年5月、ロッテグループとアフィニティの株式売却契約の解除が公式化された後、水面下で打診を続けてきたとされています。
TPGは、企業結合審査を経て、年内にロッテレンタルの買収を完了させる計画です。アフィニティが国内2位の事業者であるSKレンタカーを保有した状態で、1位のロッテレンタルの買収まで推進したものの、破談となったという点から、TPGによるロッテレンタルの買収は順調に完了するだろうとの見通しが出ています。
今回の取引は、TPGのユン・シンウォン副代表が主導したことが明らかになりました。TPG側の買収アドバイザリーはデロイト・アンジンが担当し、法務法人「広場」と「世宗」がそれぞれ法律アドバイザリーと企業結合アドバイザリーを担当しました。ロッテ側では、UBS(売却アドバイザリー)とファウ(法律アドバイザリー)が貢献しました。