K-pop

ENHYPEN、エヴァンの脱退後初のカムバック…6人体制は定着するでしょうか

6人体制への再編後、初のアルバム『ザ・シン:ブリス』 ブラジリアン・パンクというジャンルのタイトル曲で勝負 前作まで4作連続で「ミリオンセラー」を達成 SKZ・BIGBANG・NCT 127との対決にも注目が集まっています

KIM HYUNSIK
2026-08-21 11:33:00
[イーデイリー スターinKIM HYUNSIK 記者] ボーイズグループ「ENHYPEN」(ジョンウォン、ジェイ、ジェイク、ソンフン、スヌ、ニッキー)が、6人組として再編されて以来、初めての新曲をリリースします。メンバーのエヴァン(旧活動名:ヒスン)の突然の脱退で動揺したファンの心を癒やし、新たな飛躍の足掛かりを築けるか、注目されています。
ENHYPEN(写真=Belief Lab)
「罪」をモチーフにした「THE SIN」シリーズの新作
ENHYPENは21日、8枚目のミニアルバム『THE SIN : BLISS』を発売します。全曲の音源は同日午後1時、各種オンライン音楽配信サイトを通じて公開されます。
『THE SIN : BLISS』は、「罪」をモチーフにした「THE SIN」シリーズの2作目のアルバムです。これに先立ち、ENHYPENは去る1月に発売した7枚目のミニアルバム『THE SIN : VANISH』で、同シリーズの幕開けを告げていました。
今回のアルバムでは、人間とヴァンパイアが共存する世界で、タブーを破り逃亡を選んだ恋人たちが直面する旅の結末を描いています。繰り返される脅威や葛藤の中でも、共にいること自体が祝福であるという事実を悟っていく二人の感情の移ろいを、アルバム全体に織り込んでいます。
タイトル曲には、ブラジリアン・ファンクジャンルの楽曲『ブラッディ・パラダイス』(Bloody Paradise)を起用しました。 切迫した状況と対照的な恋人たちの内面を、「血の楽園」という逆説的な表現で描き出した楽曲です。ラテンポップスターのバッド・バニーが「グラミー賞」を受賞したアルバムに収録された楽曲のプロデュースを手掛けたジュリア・ルイス(JULiA LEWiS)が楽曲制作に参加し、ダイナミック・デュオのガエコが作詞に協力しました。
ENHYPEN(写真=Belief Lab)
ENHYPENは、躍動感あふれ、かつ節度ある振り付けで、ただ相手だけに向けられる吸血鬼の愛を表現しています。これに先立ち、彼らは去る8~9日に開催されたワールドツアー「BLOOD SAGA」の釜山公演で、新曲のパフォーマンスをいち早く披露し、ファンから好評を博しました。
アルバムには計10曲が収録されています。各曲の物語と歌詞、サウンドが有機的につながるように構成されたコンセプトアルバムで、4つのナレーショントラックが含まれています。前作に続き、俳優のパク・ジョンミンや、日本の俳優兼声優の津田健二郎、中国の歌手ファン・ツーホンファンなどがナレーションに参加しました。
◇4作連続のミリオンセラー…上昇気流は続くか
ENHYPENは、Mnetのアイドルサバイバル番組『アイランド』を経て、2020年11月にデビューしました。彼らは前作まで4枚のアルバムを連続で「ミリオンセラー」の仲間入りを果たし、トップボーイズグループとしての地位を確立しました。
『THE XIN : BLISS』は、エヴァンの脱退後、ENHYPENが6人体制で披露する初のアルバムであるという点で、さらに注目を集めています。エヴァンは去る3月、突然チームを脱退しました。これによる余波は大きかったです。活動7年目を迎えたアイドルグループのメンバーがチームを脱退し、ソロ歌手へ転向するのは異例のことです。
当時、一部のファンは各報道機関に1日だけで数千通ものメールを送り、「ENHYPENは7人組のまま維持されるべきだ」という声を上げました。彼らは他グループの事例のように、グループ所属を維持したままソロ活動を並行することも可能だという点を強調し、エヴァンの脱退撤回を求めました。
エヴァン(写真=Belief Lab)

ENHYPEN(写真=Belief Lab)
しかし、結局エヴァンはENHYPENと同じBelief Labに所属したままソロ歌手へと転向し、去る6日に初のシングル「RIDE OR DIE」をリリースしました。来月7日にはカムバック作となるミニアルバム「DEATH OF ME」を発表する予定です。
脱退による余波は多少収まったものの、現在も一部のファンからはENHYPENの7人体制の復活を求める声が上がっています。こうした中、ENHYPENが今回の活動を成功させ、6人体制を安定的に定着させ、ファンの懸念を払拭できるかどうかが注目されます。 さらに、ストレイ・キッズ、BIGBANG、NCT 127など、同時期に活動を開始するトップボーイズグループとのアルバム・デジタル音源の売上競争にも関心が集まっています。
ENHYPENは前日に行われたカムバック記者懇談会で、今回の新作を「キャリアを通じて最も満足しているアルバム」と紹介し、「最も輝きを放つアルバムだと確信している」と自信を見せました。

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