28日から、いわゆる「ダフ屋防止法」(公演法・国民体育振興法)が本格的に施行されます。公演やプロスポーツの入場券を不正販売して摘発された場合、販売金額の最大50倍に相当する課徴金が科されるなど、制裁が大幅に強化されます。しかし、映画館の入場券は適用対象から外れました。
最近、大ヒット作の興行により特別館への需要が高まるにつれ、映画の闇チケット問題も再び表面化しました。映画『オデッセイ』の「ヨンア・アイマックス」(CGV龍山アイパークモール・アイマックス)のチケットは、去る24日、チケットの中古取引プラットフォーム「チケットベイ」で1枚あたり最高20万ウォンで出品されました。定価(2万ウォン)に比べて実に10倍に達する水準です。
CGV側は「不正なルートで購入したチケットは、事前の通知なしにキャンセルされる可能性があります」とし、独自の取り締まりに乗り出しました。映画振興委員会もまた、去る18日から特別館のダフ屋・不正取引に関する通報を受け付けています。映画振興委員会によると、去る19日から25日までの6日間で受け付けられたダフ屋・不正取引の件数は391件に達しています。
国会には、これを是正するための法案がすでに提出されています。 「共に民主党」のキム・ジュンヒョク議員が2024年11月6日に代表発議した「映画およびビデオ物の振興に関する法律の一部改正法律案」は、映画の入場券を定価より高く転売したり、これを斡旋したりする行為に対する禁止・制裁の内容を盛り込んでいます。しかし、同法案は1年9ヶ月にわたり立法手続きを終えられず、現在も審議中となっています。
映画界では、公演やスポーツのダフ屋規制が強化されているだけに、映画チケットも規制の死角から抜け出すべきだという声が上がっています。映画界の関係者は、「ダフ屋を摘発したとしても、過料や課徴金の賦課など、現行法上で制裁できる手段がなく、その効果は限定的だ」とし、「法的枠組みの中で実質的に管理・監督できる仕組みが急務だ」と述べました。