[イーデイリーKIM SAE-MI 記者] SKバイオファーム(SK BIOPHARMACEUTICALS(326030))は、米国で構築した直接販売体制を、セノバメイト単一製品から複数製品へと拡大するため、商業化能力の強化に乗り出しました。
SKバイオファームは2日、米国法人のSKライフサイエンスが先月29日から今月1日(現地時間)まで、米国イリノイ州シカゴで「2026年プラン・オブ・アクション」(POA)会議を開催したと明らかにしました。
POAは、製薬・バイオ企業の営業担当者が一堂に会し、実績や市場状況を点検し、今後の実行戦略を共有するイベントです。SKライフサイエンスは、2020年にてんかん治療の新薬セノバメート(米国製品名:エクスコプリ)を発売して以来、毎年年初にナショナル・セールス・ミーティング(NSM)を開催して年間営業戦略と目標を共有し、下半期のPOAで実績を点検しています。
今回のミーティングは、去る2月に開催されたNSMと同様に「ウィ・ウィル(We Will)」をテーマに進行されました。本社と米国法人が同じ方向性と優先順位の下で動く「ワン・チーム(One Team)」戦略に基づき、構成員の主体的な実行と成長を強化するという趣旨です。
今回のイベントには、米国現地の営業スタッフを中心に約160名が参加しました。参加者たちは、上半期の成果と市場の変化を検証し、セノバメートの成長の勢いを維持するための下半期の営業戦略について議論しました。
今後、新製品の導入やポートフォリオの拡大に備え、既存の米国営業組織と商業化インフラを活用する方策についても議論しました。
SKバイオファームは、セノバメイトを通じて構築した米国での直接販売能力を、新製品へと拡大する「マルチプロダクト」戦略を推進しています。営業・マーケティング・市場アクセスなど、現地の商業化能力を活用できる新製品を確保し、既存の営業組織の効率性を高め、てんかん分野における製品群を拡大するという構想です。
セノバメイト自体の成長戦略も並行して進めています。同社は、経口懸濁液など剤形の拡大や、小児・青少年患者を対象とした開発、原発性全身性強直間代発作(PGTC)への適応症拡大などを推進しています。
SKバイオファームのイ・ドンフン社長は、「米国現地で直接構築した営業組織は、セノバメートの成長を生み出した最も強力な実行基盤です」とし、「今重要なのは、この力をセノバメートだけに留めず、次の製品や新たな成長の機会へと拡大していくことです」と述べました。 さらに、「本社と米国現地が『ワンチーム』としてより迅速に動き、果敢に実行することで、セノバメートの成長を継続すると同時に、マルチプロダクト時代を実際の成果として実現していく」と付け加えました。