21日、中小ベンチャー企業部が「共に民主党」のキム・ハンギュ議員室に提出した資料によると、これまでベンチャー投資が可能だった44の法定基金のうち、直近5年間に同省所管のベンチャーファンドに出資した法定基金は5つに過ぎませんでした。公務員年金基金、技術保証基金、貿易保険基金、私立学校教職員年金基金、産業災害補償保険および予防基金などです。
年度別に見ると、減少傾向は顕著です。2020年に12件に達していた出資件数は、△2021年9件、△2022年8件、△2023年6件、△2024年3件と着実に減少しました。昨年は年間4件で前年比1件増となりましたが、今年は6月時点まで出資件数がゼロという状況です。
出資額も同様に減少傾向を示しました。2020年に年間2100億ウォンに達していた法定基金によるベンチャーファンドへの出資額は、2024年には450億ウォンへと大幅に減少しました。昨年は800億ウォンへと回復しましたが、2020年と比較すると半分にも満たない水準です。今年は6月までに出資が行われなかったため、出資額も0ウォンにとどまりました。
法定基金は法律に基づいて設置された基金であり、ベンチャー投資市場の主要な資金供給源の一つです。これを受け、中小企業庁は最近、基金によるベンチャー投資を促進するための「LP成長ファンド」も立ち上げました。 中小企業庁によると、国民体育振興基金と産業災害補償保険および予防基金、サプライチェーン安定化基金の3機関が出資を確定しており、複数の年金基金が追加出資を検討しています。政府は、これらの参加が確定すれば、今年の法定基金の出資額が昨年より5倍以上増加すると見込んでいます。
ただし、ベンチャーファンドが実際にベンチャー企業に投資できるようになるには、ファンドを運用する会社を決定し、他の投資家からの資金も集めてファンドを組成した後、中小企業庁に登録する必要があります。 ファンドが正式に登録されて初めて、法定基金のベンチャー投資実績として計上されます。問題は、他の投資家からの資金が十分に集まらなければ、ファンドの組成が遅れる可能性があることです。結局、追加資金の募集が裏付けられなければ、政府が掲げた「出資額5倍拡大」の見通しも、単なる数字に終わる恐れがあります。