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「仕事だとは思いません」…視覚障害者のそばで24時間見守る盲導犬

サムスン火災の盲導犬学校、33周年記念式典 33年間で320頭の盲導犬を無償で譲渡 訓練合格率は35%…年間約15頭を育成 「盲導犬たちにとって、それは『仕事』ではなく『幸せな日常』」

Kim Se-yeon
2026-08-27 16:32:56
サムスン火災の盲導犬学校で訓練を終え、約1ヶ月前に盲導犬となったラブラドール・レトリバーの「ミソ」が、サムスン火災のプロであるユ・ソクジョン氏の指示に従って、お利口に座っています。(写真=Kim Se-yeon記者)

[イーデイリーKim Se-yeon 記者] 「コリ、前へ!」
1頭のラブラドール・レトリバーが、視覚障害者のパートナーの指示に従って歩みを速めます。分かれ道で少し立ち止まると、「左へ」という指示が下ります。レトリバーは手際よく、隣に立つパートナーを安全な歩道へと案内します。障害物が出ても、横へすっと避けた後、再び安全な歩道へと戻ってきます。 階段でも「よくできたね」という褒め言葉一つで、難なく人を案内します。まさに#サムスン火災海上保険(サムスン火災)の盲導犬学校のベテラン盲導犬「ゴリ」です。
盲導犬「ゴリ」が27日、サムスン火災盲導犬学校の訓練場で、障害物を巧みに避けながら、サムスン火災のユ・ソクジョン氏を案内しています。(写真=Kim Se-yeon記者)

27日、京畿道龍仁市のサムスン火災盲導犬学校では、開校33周年記念式に先立ち、盲導犬と息を合わせて道を歩く視覚障害者の歩行実演が行われました。 盲導犬学校だけで21年間を共に過ごしてきたユ・ソクジョンさんは、「視覚障害者が歩行に困難を感じる理由は、目的地が分からないからではなく、道中に置かれた数多くの障害物のためです」とし、「視覚障害者のパートナーがナビゲーションの役割を果たし、盲導犬はまるでセンサー付きの自動運転車の役割を果たしているのです」と説明しました。
現場で出会った盲導犬「ゴリ」と「ミソ」は、これ以上ないほど幸せそうな様子でした。おやつを持っている担当プロの手をじっと見つめたり、現場にいる記者たちが手を伸ばすだけで嬉しそうに尻尾を振ったりしていました。 担当のプロと互いにうなずき合って挨拶を交わす芸まで見せるなど、コンディションが非常に良い様子を見せてくれました。目隠しをして歩行体験に臨んだ人を案内する際は、普段より一段とゆっくり歩き、慣れないパートナーのペースに合わせていました。体験が終わり、褒め言葉とおやつをもらうと、しっぽをプロペラのように振ったかと思うと、すぐに床に寝転がってお腹を見せました。
盲導犬「ゴリ」が27日、サムスン火災盲導犬学校の訓練場の階段の前で、安全のためにまず立ち止まった後、褒めてほしいという眼差しを送っています。(写真=Kim Se-yeon記者)

ユ・プロは、盲導犬たちが幸せな理由について、「盲導犬たちは『仕事をしなきゃ』ではなく、『飼い主さんと外に出れば良いことがあるはずだ』と考えて、盲導犬の役割を果たしているのです」と述べ、「私もミソ(ユ・プロのパートナーである盲導犬)に、どれほどお世辞を言っているか分かりません」と冗談を交えて話しました。 続いて、「盲導犬として活動している子たちは、飼い主と24時間一度も離れることがありません。ずっとそばに寄り添い、常に一緒に歩き回り、きちんと食事を与えられている子たちの生存確率が低いはずがありません」とも述べました。視覚障害のあるユ・プロさんも、盲導犬と生活を共にしてから、いつの間にか25年が経ちました。
盲導犬「ゴリ」が27日、サムスン火災盲導犬学校の訓練場で、担当プロの手を見つめながら、しきりに愛嬌を振りまいています。(写真=Kim Se-yeon記者)

サムスン火災の盲導犬事業は、故イ・ゴンヒ会長の障害者福祉哲学から始まりました。1993年に設立されたサムスン火災盲導犬学校は、翌年に最初の盲導犬「バダ」を皮切りに、33年間で計320頭の盲導犬を視覚障害者に無償で譲渡してきました。 盲導犬の訓練合格率は35%前後で、年間15頭前後の盲導犬を育成しています。それだけでなく、視覚障害者のパートナーに対する教育や認識改善活動を継続し、盲導犬の誕生から引退後まで、その生涯全体に責任を持っています。
視覚障害者のパートナーと盲導犬は、互いに前向きな影響を与え合っています。盲導犬はパートナーから愛情と関心を注がれながら、常に共に生活しています。視覚障害者は盲導犬と共に過ごすことで、他人の助けを借りずに移動できるという自信と自立心を得ます。自ら盲導犬に方向を指示し、共に外出活動を行うことで、視覚障害を負って以来萎縮していたエネルギーを再び外へと発散させるきっかけも得ています。
この日開催された33周年記念式典で、サムスン火災のイ・ムンファ社長も「(盲導犬学校は)単なる社会貢献活動ではありません。視覚障害者の日常生活における頼もしい足取りとなり、大切な人生の旅路を共に歩みながら、私たちの社会をより良い方向へ変える事業です」と定義しました。
盲導犬のテベクと一緒に記念式典に出席した「国民の力」のキム・イェジ議員は、「盲導犬と共にどこへでも自由かつ安全に移動し、生活できるよう、国会で引き続き皆様と連帯してまいります」と約束しました。
サムスン火災の訓練中の盲導犬たちの姿です。(写真=サムスン火災)

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