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英国のロボットスタートアップ、史上最大規模…「一度見れば真似できるAI」に535億

[EUと経済] 英国のマチェンタ、クリーアンドム・USVの主導で4000万ドルを調達 英国のロボットスタートアップ、シード投資で史上最大規模 実際の作業データなしでロボットを学習…商用化の可能性に注目

YunJi Kim
2026-10-30 17:31:03
[イーデイリー マーケットinYunJi Kim 記者] 人が作業する様子をたった一度見せるだけで、ロボットに新しい技術を教えることができるという英国のスタートアップが、大規模な資金調達に成功しました。ロボットが新しい作業を習得するのに必要な時間とコストを画期的に削減できるという期待が、投資家の関心を集めました。人工知能(AI)を活用したロボット技術の競争が激化する中、従来とは異なる学習方式を開発した新興企業にも巨額の資金が流入しているようです。
(写真=マチェンタのホームページより)

30日、英国インペリアル・カレッジ・ロンドンなどによると、ロンドンに本社を置くロボットAIスタートアップ「マチェンタ」は、欧州のベンチャーキャピタル(VC)であるクリーアンドムや米国のユニオン・スクエア・ベンチャーズなどから、最近4000万ドル(約535億ウォン)規模のシード投資を調達しました。今回の投資規模は、英国のロボットスタートアップが調達したシード投資としては過去最大規模となります。

マチェンタは、昨年、英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンのロボット学習研究室から発足したスタートアップです。同社が開発中の技術は、人が作業を一度見せるだけで、ロボットがそのまま真似できるようにするAIモデルです。

特に注目すべき点は、ロボットを教える方法です。従来は、ロボットが動く様子を一つひとつ撮影し、データを蓄積してAIを訓練していましたが、マチェンタはコンピュータ内の仮想環境で作成したデータを用いて、AIを事前に学習させます。実際の現場で数多くの動作を繰り返し見せる必要がなくとも、ロボットが新しい作業を習得できるようにしたのです。

このような学習方式は、ロボットの産業現場への導入における障壁とされてきた時間とコストの問題を解決できるという点で意義があるとの評価が出ています。 工場や物流倉庫でロボットに新しい作業を任せるたびに、データを収集して再度訓練するには少なからぬ時間と費用がかかりますが、マチェンタの技術が商用化されれば、こうした負担を軽減できるとのことです。ロボット1台に複数の作業を任せる場合や、作業環境が変わるたびに新たに学習させる手間も省けるということです。

投資家たちも、ロボットの学習方法そのものを変えようとするマチェンタの取り組みに注目しました。実際、投資会社各社は、マチェンタの研究チームが会社設立以前から長期間にわたり、ロボット学習分野の技術的限界を克服してきたと評価しているとのことです。今回の投資を主導したUSVもまた、ロボットに新しい作業を教えるプロセスが簡素化されれば、実際の産業現場へのロボット導入のスピードやコストの面で大きな変化が現れると期待し、今回の投資を実行しました。

ただし、実際の産業現場に技術を適用するまでには、解決すべき課題も残っています。現在、マチェンタのAIモデルは一部の作業を一度の実演だけで実行できますが、精密な操作や複雑な動作には依然として限界があります。同社もまた、すぐに技術を商用化するよりも、研究開発を通じて適用可能な作業範囲を広げることに注力しています。

一方、今回の投資は、米国でフィジカル・インテリジェンスやスキルドAIなど、ロボットの汎用的な学習能力を開発するスタートアップに大規模な資金が集中する中で行われました。ロボットがどれだけの作業を遂行できるかという点を越え、新しい作業をどれほど迅速かつ効率的に習得できるかが、技術競争力を左右する要素として浮上してきたのです。

マチェンタは、今回確保した資金をAIモデルの高度化や研究人材の拡充などに投入する計画です。現在の従業員数は11名規模で、ロンドンのキングスクロスに新しいオフィスと研究室を設け、コンピューティングインフラを拡大する予定です。

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