テクノロジー

GC緑十字、新型コロナmRNAワクチンの第2相臨床試験でIND承認…年内に最初の被験者への投与を開始

成人・高齢者を対象としたアクティブ対照群と比較…最適投与量・免疫原性の評価 来年、第3相臨床試験のIND申請・2028年の国産mRNAワクチンの自給化を目指す

KIM SAE-MI
2026-09-11 14:35:03
京畿道龍仁市のGC緑十字本社(写真=GC緑十字)

[イーデイリーKIM SAE-MI 記者] GC緑十字は、独自のメッセンジャーリボ核酸(mRNA)-脂質ナノ粒子(LNP)プラットフォームを適用した新型コロナウイルスワクチンの第2相臨床試験に、年内に着手します。

GC緑十字は11日、新型コロナウイルスmRNAワクチン候補物質「GC4006A」の国内第2相臨床試験計画(IND)について、食品医薬品安全処から承認を受けたと明らかにしました。

今回の臨床試験は、満19~85歳の健康な成人と高齢者を対象に行われます。活性対照群と直接比較し、GC4006Aの最適な臨床用量を決定するとともに、免疫原性を評価する予定です。同社は年内に最初の被験者への投与を開始し、来年には第3相臨床試験のINDを提出する計画です。

Green Cross Corporation(006280)同社は、2028年の国産mRNAワクチンの自給化を目標に、疾病管理庁・国立保健研究院・韓国保健産業振興院が主管する国策課題を遂行しています。

同社は2019年からmRNA関連技術を開発し、細胞株の開発からmRNA合成、LNP製剤化、最終製剤の生産、品質分析に至る全工程を自社で遂行できる統合インフラを構築しました。今回の第2相臨床試験を通じて、自社開発のmRNA-LNPプラットフォームの臨床性能と商用化の可能性を検証する方針です。

今後は、新型コロナウイルスワクチンだけでなく、免疫抗がん剤や希少遺伝性疾患治療薬などへも、mRNA-LNPプラットフォームの適用範囲を拡大することを検討しています。

GC緑十字の開発本部長であるイ・ジェウ氏は、「今回の第2相臨床試験のIND承認は、自社開発のmRNA-LNPプラットフォームを臨床で検証し、国産ワクチンの主権を確保するための重要なマイルストーンです」と述べ、「検証済みのプラットフォーム技術を基に、ワクチンの自給自足はもちろん、様々な疾患領域へのパイプライン拡大を検討しています」と語りました。

Economy

Corporation

IT·Science

Economy

[EUのある経済] スタートアップが老舗企業を飲み込む…欧州を沸かせる「AIロールアップ」

欧州では、人工知能(AI)を活用する各分野のスタートアップ企業が、同業他社の小規模企業を次々と買収しています。 税務や法律、不動産管理など、事業者が細分化されている欧州市場において、競合他社を買収して顧客や専門人材、事業基盤を一挙に確保した上で、そこにAIを融合させるという手法です。かつては大企業やプライベート・エクイティ・ファンドの買収対象となっていたスタートアップが、最近では自ら買収主体として…
2026-09-11 18:59:04

Corporation

「ロアシービント、米国に続き英国でも承認審査へ」…サムイル製薬、8兆ウォン規模の韓国市場への進出に青信号

SamilPharmaceutical(000520)が韓国国内の独占販売権を保有する変形性関節症の新薬「ロレシビヴィント」(Lorecivivint)が、米国に続き英国での承認審査段階に入ったことで、最大8兆ウォン規模の韓国市場への参入が近づいています。英国医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は、去る8日(現地時間)、バイオスプライスが提出したロレシビビントの品目許可申請書が完全かつ有効であると判…
2026-09-11 10:02:02

IT·Science

外国人労働者111万人…造船所に浸透したAI通訳

観光や国際会議で主に利用されていた人工知能(AI)による通訳・翻訳技術が、造船所などの製造・安全現場に浸透しつつあります。外国人労働力への依存度が高まる産業現場において、言語の壁が作業指示や安全事故に直結する中、AI通訳・翻訳が生産性と安全を支える現場インフラとして定着しつつあります。11日、国家データ庁によると、2025年5月時点で国内の外国人就業者数は110万9000人を記録し、過去最高となり…
2026-09-11 15:08:26